ログイン
Myページ
Myページ

愛媛新聞ONLINE

2020
75日()

ログイン
Myページ
愛顔会員Myページ
MENU

新型肺炎 週末の松山

影落とす観光地 訪日客減 目立つ若者

2020年3月1日(日)(愛媛新聞)

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてか、観光客がまばらな道後温泉本館前=29日午前、松山市道後湯之町

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてか、観光客がまばらな道後温泉本館前=29日午前、松山市道後湯之町

日本人観光客らが行き交う道後商店街=29日午前、松山市道後湯之町

日本人観光客らが行き交う道後商店街=29日午前、松山市道後湯之町

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてか、観光客がまばらな道後温泉本館前=29日午前、松山市道後湯之町

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてか、観光客がまばらな道後温泉本館前=29日午前、松山市道後湯之町

日本人観光客らが行き交う道後商店街=29日午前、松山市道後湯之町

日本人観光客らが行き交う道後商店街=29日午前、松山市道後湯之町

 新型コロナウイルスの感染拡大で愛媛県松山市の観光地は―。小雨がぱらつき、やや肌寒い週末となった29日、道後地区や松山城を歩いた。全国の小中高校での臨時休校が間近となり、北海道では人が集まる場所への外出を控えるよう知事が求めるなど自粛ムードが広がる中、観光地に出向くと影響の一端が見えてきた。

 「女湯には2人しかいなかった。すいてました」。午前10時すぎ、札幌市からツアー旅行で訪れた主婦(65)は道後温泉本館を満喫し、玄関で夫を待っていた。3泊4日で四国一周する最終日。徳島県で感染者が出た影響か、5人ほど参加者は減ったという。それでも「北海道にいるよりは安心。でも、四国から(感染者が)もっと出ていたらキャンセルしていたかも…」と明かした。

 雨の影響もあってか、普段なら写真撮影などでにぎわう本館西側前の人通りはまばら。重谷治・市道後温泉事務所長が「中国、韓国からの観光客は減った」と指摘していた通り、行き交うのは日本人がほとんどだ。インバウンド(訪日外国人客)による消費はかなり厳しいと感じる。

 「商店街も大変な事態なのでは」と不安にかられつつアーケード街に足を踏み入れると、雨から逃れるように観光客らで予想外の人出があった。複数の関係者が「学生の卒業旅行は堅調だ」と分析したように、大学生らしいグループや若いカップルの姿が目立つ。

 ある土産物店の女性役員は「インバウンドは減っているが、もともと客の10%ほど。それほどの影響じゃない。学生はマスクをしていない人が多いし、(感染への懸念を)気にしないんやろうね」と苦笑い。一方「今が底であってほしい」と一日も早い終息を願っていた。

 雨脚が強まった午後の松山城。ロープウエーの乗客11人中9人がマスクをし、本丸広場まで、すれ違う観光客はほとんどいない。

 指定管理者の伊予鉄道松山城総合事務所の忽那浩一所長が「(観光客数など)具体的な数字は分からないが影響はある。日本人観光客も減っている」と話していた通り、決して活況とは言い難い。天守では、望遠鏡をビニールで包んで使用禁止とするなど影響を感じさせられる。

 ただ、こちらでも元気だったのはやはり学生たち。卒業旅行で訪れた山口県下関市の大学4年生4人は本来、タイを訪問する予定だったが、海外での感染拡大を踏まえて愛媛に変更したという。男子学生(22)は「(訪問先が)だいぶ近くになったが、いい思い出になった。学生は怖い者知らずですかね?」。マスク越しに笑顔が見て取れた。

    ※新型コロナウイルス関連情報はこちら

    インターネットの最新情報のことなら「サクッと光」

    <プレスリリース>一覧

    愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

    欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。