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全進上昇 愛媛FC新戦力

<1>MF 森谷賢太郎(31)=前磐田 広い視野で的確なパス

2020年2月14日(金)(愛媛新聞)

 

 J2で15年目のシーズンを迎えた愛媛FC。ベテランからルーキーまで10人の選手が新たに加わり、川井健太監督のパスサッカーに磨きをかけている。チームスローガン「全進」の体現に欠かせない新戦力を紹介する。

 

 合流直後から、ボランチやシャドーで存在感を光らせる31歳の森谷賢太郎。J1の3クラブで磨いた技術で、攻撃にテンポを加えている。

 周りを生かし、生かされる選手という印象だ。自己評価の通り、広い視野で状況を瞬時に判断し、的確な長短のパスで攻撃を活性化させる。練習試合では、常に起点となって相手ゴールを脅かし、すでにスイッチを入れるためには欠かせない存在となっている。

 横浜Mユース所属の少年時代から「自分は個人での突破や打開が難しい」と感じていた。ならば、周囲に頼り、頼られる選手に―。レベルの高い環境で生き残るため、考え続けて磨いたスタイルが、今季で10年目のキャリアを支えている。

 常に意識しているのは「勝つことから逆算してプレーを選択する」こと。川井監督がよく口にするフレーズだ。愛媛FCのサッカーに魅力を感じて移籍を決めた森谷にとって、指揮官の考え方にはすでにフィットする感覚があるという。

 「チームのためにやる覚悟はある。持てる力を出し切りたい」ときっぱり。献身的なプレーで愛媛FCの攻撃を引っ張っていく。

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