県議会7会派など
「かんきつ完全復興を」 当初予算案に要望
2020年1月29日(水)(愛媛新聞)


2020年度の県当初予算案編成に向け、県議会の7会派と、無会派の2人は28日、中村時広知事ら理事者に要望書を提出した。全ての要望書で西日本豪雨災害からの復旧・復興に言及。四国電力伊方原発(伊方町)で相次いだトラブルの原因究明や安全対策の充実も要請した。
復旧・復興では、市町と連携した被災者の生活再建支援やかんきつ王国愛媛の完全復興、被災中小企業への可能な限りの上乗せ支援などを求めた。
自民党、志士の会、愛媛維新の会、えひめリベラルの会、公明党の5会派と、無会派の中野泰誠、西岡新両氏が連名で、中村知事に手渡し、共産党とネットワーク市民の窓が高橋正浩総務部長に提出した。
当初予算案は31日の知事査定を経て2月定例県議会に提出される。