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愛媛新聞ONLINE

2020
330日()

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愛・スポーツ(インタビュー)⑰

松前ホッケー クラブコーチ 吉岡昭嘉さん(47)

2020年1月24日(金)(愛媛新聞ONLINE)

松前町社会教育課ホッケー係長 吉岡昭嘉さん

松前町社会教育課ホッケー係長 吉岡昭嘉さん

「相手が嫌だなと思うプレーを考えながら練習を!」と中学生に指導する吉岡さん(左)=松前公園多目的広場

「相手が嫌だなと思うプレーを考えながら練習を!」と中学生に指導する吉岡さん(左)=松前公園多目的広場

 

 日が落ちて照明灯がともりはじめた12月下旬の松前公園多目的広場にスティックケースを肩にかけた中学生が集まってきた。この日は松前、岡田、北伊予の町内3中学校の生徒で結成する「松前ホッケークラブ」(男子7人、女子7人)の練習日。2~3人がグループになり、ボールのパス回しや、キーパーを立たせてのシュート練習を繰り返す。

 「そこ、なんでしっかり打たんのや」「今のはええシュートや」。グラウンドに響く関西弁の主がコーチの吉岡昭嘉さん。元ホッケー日本代表選手で、男女の日本代表コーチも努めた人物だ。

 吉岡さんがホッケーと出合ったのは小学5年の時。1984年に開かれた奈良国体を機に、ジュニア育成が始まったのがきっかけだった。中学、高校、大学の各クラスで活躍し、大学3年時に日本代表に選ばれた。まさに人生をホッケーとともに歩んできた。

 2017年に開催された愛媛国体でホッケー競技の会場となった松前町は日本ホッケー協会(JHA)公認の専用競技場を整備。国体後も「ホッケーのまちづくり」を掲げ、町を挙げて競技普及に取り組んでいる。吉岡さんは町職員に採用され、「ホッケー係長」として選手育成に尽力している。

 ホッケーの魅力を「攻守が入れ替わるスピーディーな試合展開と、ボールスピード」と語る。中学生でもシュート時のボールスピードは時速100㌔を超える。相手が打ったボールを見てから動いたのでは間に合わない。味方や相手のポジションを考えながら先を読む頭脳、瞬時の判断力が鍵となるスポーツだ。

 吉岡さんは「自分自身が国体をきっかけにホッケーを始め、その国体が縁で愛媛にやってきた。競技者として最大の目標だったオリンピック出場が果たせなかったのが心残りだった。今まで蓄積した経験と一つ上の技術をジュニア選手に伝えたい。そして愛媛から五輪で活躍する将来の日本代表を育てるのが今の夢だ」と言葉に力を込めた。

 

 吉岡昭嘉(よしおか・あきよし)さん 奈良県出身。中学から本格的にホッケーを始め、天理高1年でインターハイ優勝。同志社大2年でU―20日本代表、3年からフル代表に選出された。2000年シドニー五輪出場にあと1勝まで迫ったが敗退。05年から女子日本代表(サクラジャパン)コーチ、07年から男子代表コーチ。愛媛国体を前に10年からコーチとして愛媛の選手育成に関わる。現在、松前町社会教育課ホッケー係長。

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