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松山で市民公開講座

在宅医療の利点、370人理解深める

2020年1月19日(日)(愛媛新聞)

在宅医療について、医療や福祉、行政などさまざまな立場から発言した座談会=18日午後、松山市堀之内

在宅医療について、医療や福祉、行政などさまざまな立場から発言した座談会=18日午後、松山市堀之内

 在宅医療への理解を深める市民公開講座が18日、松山市堀之内の市民会館であった。超高齢社会における選択肢として、住み慣れた自宅で医療を受ける利点や仕組みなどを市民ら約370人が学んだ。

 松山市医師会の在宅医療支援センター主催で、講演や対談、座談会があった。座談会には市内の医療や福祉、行政関係者6人が登壇。吉野到医師は、市内に24時間往診ができる在宅療養支援診療所が90施設、同病院が14施設あると紹介し「住み慣れた自宅で診察や投薬を受けられ、病院で受診するような外出の負担や外来で待つこともない」と在宅医療の利点を語った。

 ケアマネジャーの藤村高弘さんは、90代男性(要介護4)が在宅医療を受けながら独り暮らししている実例を説明。医師やヘルパー、家族らによる見守りが欠かせないと述べた。

 一方、在宅医療が進まない実情も報告、訪問するスタッフや時間不足などの課題が指摘された。

 司会の亀井敏光医師は、医療や介護などが連携した地域包括ケアについて「まずは本人の選択、家族の心構えが大事。どう生きたいかを普段から周囲に話しておくことが大切」と提言した。

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