選手とファン交流
愛媛のプロスポーツ4球団「大運動会」
2020年1月13日(月)(愛媛新聞)

全員リレーで真剣勝負を繰り広げた4球団の選手=13日、松前公園体育館

全員リレーで真剣勝負を繰り広げた4球団の選手=13日、松前公園体育館
県内プロスポーツ4球団の選手とファンが交流する「愛媛オールスター大運動会」が13日、松前町筒井の松前公園体育館であった。約400人がリレーや綱引きなどに熱中し、楽しい時間を過ごした。
「プロスポーツ選手と友達になろう」をコンセプトに県が主催。愛媛FCとFC今治、愛媛マンダリンパイレーツ(MP)、愛媛オレンジバイキングス(OV)から計24選手が参加した。
運動会は4チームに分かれ、対抗戦形式で実施。選手は参加したファンに積極的に声掛けし、場を盛り上げた。選手とファン全員でバトンをつなぐ「100人リレー」は転倒する大人が続出。子どもたちは「愛媛FC頑張れ!」などと応援の声を張り上げたほか、間近で見るアスリートの脚力に息をのんでいた。
愛媛MPチームの松山市小野小3年の男子児童(9)は「選手を身近に感じることができた」と話し、FC今治の有間潤選手(27)=宇和島市出身=は「他競技の選手や子どもと触れ合える機会はなかなかない。これを機に自分たちの存在を知ってもらえれば」と期待。「自分が子どもの頃はこうしたイベントはなく、愛媛のプロスポーツの盛り上がりを感じる」とも語った。