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2020
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宇和島プロジェクト

サーモン稚魚 山で養殖 久万高原の冷涼な環境生かす

2020年1月6日(月)(愛媛新聞)

久万高原町で育つサーモンの稚魚=2019年12月13日午後、同町西谷

久万高原町で育つサーモンの稚魚=2019年12月13日午後、同町西谷

サーモンの稚魚を見つめる関係者=2019年12月13日午後、久万高原町西谷

サーモンの稚魚を見つめる関係者=2019年12月13日午後、久万高原町西谷

久万高原町で育つサーモンの稚魚=2019年12月13日午後、同町西谷

久万高原町で育つサーモンの稚魚=2019年12月13日午後、同町西谷

サーモンの稚魚を見つめる関係者=2019年12月13日午後、久万高原町西谷

サーモンの稚魚を見つめる関係者=2019年12月13日午後、久万高原町西谷

 近年、宇和島市で取り組みが進むサーモン(ギンザケ)養殖。北の寒い地域で育つとされる魚種だが、標高が高い久万高原町で冷涼な環境を生かし、稚魚を育てる種苗生産が行われている。今季は初めて、町内でふ化させた稚魚が20センチ前後に成長。宇和島市の海に移送し、海での養殖が始まった。

 サーモン養殖を手掛けるのは、水産物の加工販売を行う宇和島プロジェクト(同市坂下津)。かんきつの香りを付け魚臭さを抑えたサーモンを「みかんフィッシュ」として売り込もうと、2016年度から3年間、県水産研究センター栽培資源研究所と共に、サケ類養殖技術開発事業を進めてきた。

 種苗養殖場は、標高約800メートルの久万高原町西谷地区にある。夏場でも水温が20度を超えることが少なく、宇和島市までの輸送時間も約2時間と、生産の条件がそろっているという。

 世話をするのは、アマゴやニジマスの養殖を手掛ける愛媛アマゴ種苗生産センターの藤岡大さん(59)。「アマゴやニジマスに比べて臆病な性格で、1カ所に集まる傾向があり、餌やりに苦労した」と振り返る。

 18年出荷の種苗までは、県水産研究センターでふ化した稚魚を育てていたが、19年出荷分から町内でのふ化に切り替えた。18年12月に北海道から仕入れた卵をふ化させ、約1年間かけて稚魚を体長20センチ前後、重さ約150グラムに成長させた。

 藤岡さんによると、今季は全国的に水温が高く、卵の仕入れ量が少なくなるなど稚魚養殖に不安定な要素もあるため、採卵からの種苗生産も試行中で「自家採卵できる体制を整えたい」とする。

 稚魚養殖は水質や水温などで可能な場所が限られるものの、藤岡さんは「安定出荷できれば、若手でもやってくれる人が出るかも。うまくいけば地場産業にもなり得る」と期待する。

 5日に稚魚を宇和島市吉田地域に移し海面養殖を始めた。2月ごろからかんきつの香りを付け始め、春先以降、中四国のスーパーフジで販売される予定。

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