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GO FOR TOKYO!

五輪・パラ目指す愛媛の雄 武田大作 ボート

2020年1月1日(水)(愛媛新聞)

6度目の五輪出場を目指してトレーニングに励む武田大作=2019年7月16日、松山市の梅津寺海岸

6度目の五輪出場を目指してトレーニングに励む武田大作=2019年7月16日、松山市の梅津寺海岸

 日本中が沸いた開催決定から6年余り。待ちに待った東京五輪・パラリンピックがこの夏、開幕する。圧巻のパフォーマンスに感動のヒューマン物語。胸を打たれる毎日が迫ってきた。

 国内での夏季大会は1964年の東京以来56年ぶりで、2度目の開催はアジア初。会期は五輪が7月24日から8月9日まで、パラリンピックが8月25日から9月6日まで。

 2016年のリオデジャネイロ五輪で、日本のメダル獲得総数は史上最多の41に達し、東京でも躍進が期待される。開閉会式の演出も注目を集めそうだ。

 愛媛から世界へ、ゆかりのアスリートも4年に1度の舞台に向け鍛錬を重ねている。足跡や意気込みにフォーカスした。

 

【「もう一度勝負」 レジェンド挑戦】

 1996年アトランタ大会から5大会連続で五輪に出場したボート男子の第一人者、武田大作。46歳の今も第一線を走り続け、東京五輪代表を目指してトレーニングに励んでいる。

 愛媛大附属農高(当時)1年でボートと出合って約30年、一貫して松山市の梅津寺海岸でトレーニングに励む。波やうねりがある海は天候の影響を受けやすく、ベストな環境ではない。それでも「最も心が落ち着き、自然を感じながらボートを楽しめる」と独自の手法で一人、技術を磨いてきた。

 22歳で五輪初出場。2000年シドニーと04年アテネは軽量級ダブルスカルで日本ボート界最高成績の6位入賞を果たした。08年北京、12年ロンドンは入賞を逃し一度は一線を退いたが、20年の開催地が東京に決まり、再び闘志に火がついた。誰よりも魅力を知る五輪が日本で開かれる。険しい道のりは承知の上で「挑戦しないで終わりたくない」と決意した。

 疲労回復に時間がかかるようになったが、筋肉量や心拍数に衰えはなく、武田は「もう一度勝負できる」と自信をのぞかせる。「うまくなりたい、速くこぎたいという目標は高校時代から全く変わらない」

 練習中、近所の人から「五輪行くの? 頑張って」と声を掛けられることもあるという。県民の期待を背に、ボート界のレジェンドが6度目の五輪切符を狙う。

 

【武田大作】 1973年12月生まれ。伊予市出身。1996年のアトランタ大会から5大会連続で五輪に出場し、軽量級ダブルスカルで2000年シドニー大会と04年アテネ大会で6位入賞した。DCMダイキ所属。松山市在住。

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