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プレミアL参戦経験 攻撃追求 質高める

愛媛FC・U―18 青野監督 収穫語る 12歳以下の育成も必要

2019年12月29日(日)(愛媛新聞)

7年ぶりのプレミアリーグ参戦を振り返る愛媛FCU―18の青野大介監督

7年ぶりのプレミアリーグ参戦を振り返る愛媛FCU―18の青野大介監督

 サッカーのU―18(18歳以下)年代で、今季7年ぶりに最高峰のプレミアリーグに参戦した愛媛FC。全18試合の通算成績は3勝1分け14敗(勝ち点10)で西地区最下位となり、来季のプリンスリーグ四国への降格が決まった。育成組織として得た収穫は何だったか。監督兼ダイレクターの青野大介氏(40)に聞いた。

 

―1年間の戦いをどう振り返るか。

 全てにおいて相手の質が高かった。例えば上位の選手は、ペナルティーエリアの外から決める力を持っている。今までならシュートを打たせていい場所でも、体を寄せないといけない。そういう個の質の差がいろんなところにあった。

 指導者としては同じプレミアリーグでも、守備より攻撃に重点を置くチームの方が、徐々に質が高まっていったと感じた。何を追求していけばサッカーが変わるかというと、やっぱり攻撃だというのは再確認できた。

 

―第2節からは連敗が続いた。

 チャレンジャーとして臨んで初戦に勝ち、その後の数戦も気持ちは保てていた。しかし、しばらく勝てない中で自信を失った期間や、けが人で戦力を保てない時期があった。

 「自分たちのサッカーはこうだ」というものはあったが、自信をなくすと難しい。GKからのビルドアップを練習してきて、試合で要求しても、選手はピッチでかつてないプレッシャーを感じていた。目指しているものがあっても、無理やりやらせると選手から判断の機会を奪ってしまう。力の差がある中での戦い方を模索することも育成だと、改めて思った。

 

―最後の3試合は2勝1分け、成長は見せた。

 苦しい状況でも、選手のモチベーションは落ちていなかった。第16節の福岡戦に勝った自信が一番大きかったと思う。時間はかかったが、課題を埋めて質の差に対応した成果と、2回目の対戦で相手の特長に合わせて戦えたことも良かった。

 

―DF三原秀真はU―18日本代表に入り、トップ昇格も決まった。

 三原に関しては、高校1年から試合に使ってきた積み重ねだと思っているが、相手が強ければ強いほど力を出せるので、プレミアでも伸ばしてもらった。他のJリーグ育成組織からは「うちだったらここまで伸びない。試合に出られずに終わったかもしれない」と言われた。大きいクラブじゃなくても、いろんな成長のプロセスがあるということは示せた。

 

―この1年を育成組織としてどう生かすか。

 長期的ビジョンを持たないと、対等に戦い続けるのは難しい。さらに低い年代から愛媛、四国のレベルを上げる必要がある。愛媛FCにはそういう役割があると思っている。

 今の愛媛FCアカデミーは13歳からだが、技術の習得に最適な12歳以下の年代に関しても、何かアクションを起こしていく必要性を感じている。地域のクラブとパートナーシップを結び、同じ価値観を共有したり、指導者や選手を高め合ったりする取り組みを考えている。U―15の拠点がある新居浜では行っていることだが、他でもやってみたい。

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