全日本大学女子選抜駅伝 30日・静岡
松山大、3位内に照準 雪辱へ「杜の都」の勢いつなぐ
2019年12月28日(土)(愛媛新聞)

3年ぶりの入賞を目指す松山大(提供写真)

3年ぶりの入賞を目指す松山大(提供写真)
【起伏富むハードなコース】
全日本大学女子選抜駅伝(7区間、43・4キロ)は30日、静岡県富士宮市で24チームが参加して開催され、愛媛からは松山大が出場する。10月の全日本大学女子駅伝=杜(もり)の都駅伝=では4位に入っており、今大会でも3年ぶりの入賞を狙う。
コースは高低差が172メートルと起伏に富み、特に7区は3キロすぎから厳しい上りが続くなど、全国大会の中でもハードなコース設定となっている。
1区は、杜の都駅伝4区で区間2位タイと快走した小松。小気味よい走りで、集団でのスピードの切り替えにも対応する。下りの続く2区の西山は、170センチ超の長身を生かしたストライドが武器。最長区間(10・5キロ)の5区には鈴木。1人でも着実にペースを刻んで走ることができる。アンカーは主将の岡田が担当。11月の1万メートル記録挑戦競技会で1位になるなど、調子を上げている。
中盤区間の起用は流動的。候補はスピードランナーの大谷や前年大会出場した大内、河内、1年の奥山で、調整次第でのオーダーになる。
前年大会は14位に沈み、各選手は雪辱に燃える。岡田主将は「3位以内が目標。後輩のつないだたすきを一つでも押し上げ、来年につながるレースにしたい」と意気込んでいる。