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全国高校ラグビー大会 第1日

松山聖陵 地力を発揮 旭川龍谷に38―10 3大会ぶり初戦突破 

2019年12月28日(土)(愛媛新聞)

【松山聖陵―旭川龍谷】前半23分、松山聖陵・中村(左)がトライを決め12―5とする=花園ラグビー場

【松山聖陵―旭川龍谷】前半23分、松山聖陵・中村(左)がトライを決め12―5とする=花園ラグビー場

 第99回全国高校ラグビー大会は27日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕して1回戦8試合が行われ、愛媛代表の松山聖陵は38―10で旭川龍谷(北北海道)に勝ち、3大会ぶりの初戦突破を果たした。30日の2回戦でBシード校の東福岡と対戦する。

 

 【評】松山聖陵は後半に地力を発揮して突き放した。

 前半1分に先制トライを許し守勢に回ったが、20分にゴール前中央のラックから井上がトライ。ゴールも決まって逆転に成功した。23分にはこぼれ球を拾った永江が中村につなぎ追加点を挙げた。

 4点リードで迎えた後半は、8分に乗松のトライで優位を築くと、その後も攻め手を緩めずバックスへの展開で3トライを奪った。反則で数的不利の時間があったが、集中を切らさず無失点に抑えた。

 

◆地に足つけろと◆

 【松山聖陵・渡辺悠太監督の話】 前半は緊張があったので、ハーフタイムで選手に地に足をつけろと言った。攻撃の時間を長くできたことが勝因。(東福岡との次戦は)捨てるものはないので、全力でぶつかりたい。

 

◆次戦 全員が100パーセントで◆

 【松山聖陵・SH中村選手】(再三、ランでゲインを切る)「序盤はやりたいことができなかったが、FWが勝ってくれていたので、そこで自信を持てた。東福岡には全員が100パーセントの力を出して当たりたい」

 

【開始早々失点 若さが空回り FW奮闘 リズムつくる】

 聖地花園での初戦と試合開始早々の失点。二つの重圧に、松山聖陵フィフティーンが苦しみながらも打ち勝った。チームの屋台骨を支えるFWを中心に、流れを徐々にたぐり寄せ、後半の攻勢につなげた。

 1、2年生10人が先発を占めた。立ち上がり、この若さが裏目に出た。前半1分、守りの連係ミスから相手ハーフの突破を許し先制トライを献上。反撃してもボールを無理に回したり、持ちすぎたりと空回りし、井上主将は「失点を引きずり焦ってしまった」。

 まずFWでポイントをつくろう―。リズムに乗れない中、確認したのはチームの基本だった。平均体重で上回るFWで押し込み始めると、前半20分にラックから波状攻撃を仕掛けて井上が同点トライ。3分後にはターンオーバーした永江と中村で右サイドを破り、主導権を取り戻した。

 前半終了間際に失点し詰め寄られたが、もう浮足立つことはない。後半は乗松を皮切りに計4トライ。大きなパスを交え攻撃をリードしたSO境は「序盤はミスでテンパッたけど、(点差が開いて)余裕ができてからは、しっかりやれた」と振り返った。

 次戦は6度の優勝を誇る東福岡だけに、試合後の選手からは勝利の喜びより、反省が口をついた。「一つのミスが命取りになる。気持ちで絶対に負けないようにしたい」と境。3大会前、0―91で敗れた強豪に、次は若さを力に変えて、立ち向かう。

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