よい年願い
県魚類養殖協議会、新鮮ブリを高齢者施設に寄贈
2019年12月26日(木)(愛媛新聞)

竹田会長(右)から養殖ブリを受け取る特別養護老人ホームの入所者

竹田会長(右)から養殖ブリを受け取る特別養護老人ホームの入所者
県内の養殖業者でつくる県魚類養殖協議会(竹田英則会長)は23日、松山、宇和島両市の老人ホームなど計20施設に宇和海産の養殖ブリ77匹計約420キロを贈った。
松山市富久町の特別養護老人ホーム幸富久荘では、早朝に水揚げした重さ約6キロの4匹を竹田会長が贈呈。竹田会長は「気温が下がって脂が乗っておいしい時季。食べていいお正月を迎えてください」と話した。受け取った島本敏子さん(86)は「毎年ありがたい。ずっしりとしておいしそうで食べるのが楽しみ」と笑顔を浮かべた。
協議会は新鮮な養殖魚を食べてもらおうと、1984年度から敬老の日と年末にブリやマダイをプレゼントしている。