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数字で振り返る愛媛FC2019 発展途上のスタイル

<上>敗戦数24 ひたむきさが足りない

2019年12月25日(水)(愛媛新聞)

主導権を握りながら0―1で敗れた第36節の新潟戦。12本のシュートも実らず、J1参入プレーオフの可能性が消滅した=10月13日、ニンスタ

主導権を握りながら0―1で敗れた第36節の新潟戦。12本のシュートも実らず、J1参入プレーオフの可能性が消滅した=10月13日、ニンスタ

 

主導権を握りながら0―1で敗れた第36節の新潟戦。12本のシュートも実らず、J1参入プレーオフの可能性が消滅した=10月13日、ニンスタ

主導権を握りながら0―1で敗れた第36節の新潟戦。12本のシュートも実らず、J1参入プレーオフの可能性が消滅した=10月13日、ニンスタ

 

 愛媛FCの今季の敗戦数24は、J2が42試合制になった2012年以降の8年間で最も多い。J3降格が決まった最下位岐阜の26に次ぐJ2ワースト2位タイだ。勝ち点も昨季より6少ない42で、何とか残留を果たしたと言わざるを得ない。

 就任2年目の川井健太監督が取り組んだのは、GKも含め全員でパスをつなぎ、ゴール前で数的優位をつくって得点を狙うスタイルの構築。最終ラインの前野貴徳、茂木力也らを起点にワイドに展開し、長沼洋一、下川陽太の両ウイングバックが積極的にドリブルで仕掛ける形が特徴の一つだった。

 どこが相手でも、ある程度はアグレッシブな攻撃を見せることはできた。だが目立ったのは取るべきときに点が取れず、わずかな隙を突かれてあっけなく失点するというパターン。チャンスは毎試合のようにあれど得点には至らず、無得点の試合は19試合に上った。

 「内容はいい」。選手から何度も聞いた言葉だ。目指すべきスタイルがあり、形になった試合もある。だが、そこに目が向きすぎるあまり、体を張る、走り切るといった愛媛本来の持ち味が軽んじられることもあった。「ひたむきなプレーが今季の愛媛に一番足りていなかった」。MF田中裕人は後に険しい表情で話した。

 リーグ最終盤は特に失速が顕著で、第28節からの15試合は3勝1分け11敗。4連敗と2度の3連敗を喫した。プレーオフ進出の可能性が消えた一方、J2残留もギリギリで果たせそうな状況となり、一部の選手からは、チーム内の緩んだ空気や、一体感のないプレー内容を厳しく指摘する声が上がっていた。

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