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県障がい者センターで開催

ワード駆使、独学アート 新居浜の岡田さんの作品展

2019年12月25日(水)(愛媛新聞)

シェイプアート作品について説明する岡田さん

シェイプアート作品について説明する岡田さん

 新居浜市在住の岡田好美さん(22)が文書作成ソフト・ワードの図形描画機能を使って描いたイラスト「シェイプアート」の作品展が、松山市道後町2丁目の県身体障がい者福祉センターで開かれている。猫などの愛らしいキャラクターやカラフルな作品が来場者の目を楽しませている。2020年1月10日まで。

 

 岡田さんは5歳で自閉症と診断された。中学1年生で不登校になり自宅でパソコンに没頭する中、母親の直子さん(52)から「ワードでイラストが描けるよ」と紹介されたのをきっかけに独学で始めた。

 

 「ネタ帳を作って描きたいものを決定するまでがしんどいが、軌道に乗ると楽しい」と好美さん。独自のキャラクターを使うなど100点以上を仕上げた。1作品に1カ月~1カ月半程度かけており「完成すると達成感がある」とほほ笑む。

 

 好美さんの姿に直子さんは「好きなことが生きる糧になれるように、ありのままに社会とつながってほしい。同じ思いをしている人の少しでも光になれれば」と目を細める。

 

 今回は猫をモチーフにした千手観音のオマージュ「虹色極楽千手観猫」など約20点を展示。どの作品もお気に入りという好美さんは「今がしんどいと思う人に見てもらい元気になってほしい。シェイプアートや自閉症のことをもっと知ってもらいたい」と来場を呼び掛けている。

 

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