ログイン
Myページ
Myページ

愛媛新聞ONLINE

2020
330日()

ログイン
Myページ
愛顔会員Myページ
MENU

山瀬理恵子 アス飯コラム&レシピ紹介

⑤松山産アボカドスペシャル鍋 筋肉修復し体力も回復

2019年12月21日(土)(愛媛新聞)

 

 アスリートに必要な栄養素を身近な食材でバランスよく取り入れる「アス飯」。提唱者の料理研究家、山瀬理恵子さんが毎月1回、愛媛の農林水産物の産地を訪ね、旬の献立を考案します。5回目はアボカド鍋をアレンジ。

 

 22日は冬至、一陽来復。一年で最も昼が短く、夜が長いころ。ユズやカボチャ、小豆を食卓に並べ、無病息災を祈りましょう。

 この時季といえばやっぱり、ホカホカの白い湯気の向こうで盛りだくさんの具材がグツグツと音をたてる鍋料理。冷えた体を芯から温めてくれる日本の食の原風景です。家族や友人が顔を合わせるコミュニケーションツールとなるだけでなく、アスリートが練習や試合後に取る「回復食」としても重宝され、大量の汗で流れ出たビタミンやミネラル、水分を手軽にバランスよく摂取でき、煮汁に含まれた抗酸化物質も余すことなくいただけます。

 今回はアボカド生産者のレシピをそのまま生かし、アス飯アレンジは締めにご飯を加えただけ。運動で傷ついた筋肉をタンパク質(アボカド、豚もも肉、チーズ)で修復し、失われたエネルギーを炭水化物で迅速に取り戻します。アボカドは世界一栄養価の高い果物とされる完全栄養食品。アボカドのオレイン酸、トマトのリコピン、豚肉のビタミンB1、タマネギのアリシンで相乗効果を。冷蔵庫の残り野菜を活用し、バリエーション豊かにお楽しみください。

 

【材料】(3、4人分)

 ご飯茶碗3、4杯分▽水900cc▽アボカド、トマト各2個、タマネギ1個▽豚もも薄切り肉、キャベツ各250グラム▽エノキタケ、ピザ用チーズ各50グラム▽オリーブ油50cc▽固形コンソメ3個▽塩、黒こしょう適量

 

【作り方】

 ①鍋に、あらかじめ固形コンソメを溶かし入れた水、食べやすい大きさに切った野菜、調味料(塩、黒こしょう)を入れ、15分ほどふたをして煮る。

 ②食べやすい大きさに切った豚もも肉を入れ火を入れチーズを溶かす。食べる直前に薄くスライスしたトマトとアボカドを並べ、オリーブ油をまわしかける。お好みで塩、黒こしょうで味を調える。

 ③器にご飯を適量盛り、②をかける。

 

【ハーフタイム】

 さゆる風に吹かれ、体中の輪郭を締めつけられるたびに思い出すのが、故郷北海道で18年間一緒に暮らした祖母のこと。帽子に耳当て、マフラーに手袋、使い切りカイロを入れた長靴、つなぎのジャンパー着用の完全防備でも、いてつく寒さで吐く息まで凍ります。祖母と一緒に天を指さし、鼻先が真っ赤になるまで夢中で冬の星座を探しました。

 生まれて初めて覚えたのは、カシオペヤ座を頼りに見つけ出す北極星。ひときわ明るいおおいぬ座のシリウス、オリオン座の左上に赤く光るベテルギウス、こいぬ座のプロキオンを結べば、冬の大三角ができます。清少納言が美しいとたたえた青白い星団のすばるは最も好きな星。あれから30年以上を経て、空に祖母の姿を重ねるように。いつも大きな優しさに包まれています。

 おかげさまの心で迎える一年の締めくくりに感謝。

 

【やませ・りえこ】

 アスリートのための「アス飯」を考案する料理研究家。夫は愛媛FCの山瀬功治さん。松山市在住。

    おすすめ記事

    愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

    欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。