発信!新田高校生記者
柔道合同練習 パラ台湾代表迎え汗
2019年12月15日(日)(愛媛新聞)



新田高の女子部員と打ち込みの稽古をする台湾パラ選手の林巧媛さん

新田高の女子部員と打ち込みの稽古をする台湾パラ選手の林巧媛さん
台湾の東京パラリンピック柔道代表らが10月下旬から11月上旬までの8日間、松山市で高校、大学生らと合同練習するなどして来年の本番に備えた。10月29日には、新田高校の柔道部員男女56人と一緒に稽古に励んだ。
一行は選手、コーチら総勢12人。パラ選手は男子1人、女子2人の3人で、リオ大会の出場経験者もいた。ジュニアの女子2選手も参加した。
新田高での合同練習は午後4時ごろスタート。台湾のコーチから「新田高のオリジナル練習法で」との要望があり、日ごろのメニューを次々消化した。準備運動は、尻を使って前に進む動作などたっぷり45分間ほど。打ち込みや組み手などを何セットも繰り返した。
メニューが変わるたびに、新田の部員が身ぶり手ぶりでアドバイスして台湾の選手をフォローした。
視覚に障害がある女子52キロ級の林巧媛さんは「合宿で学んだことを成長に生かしたい」とコメント。新田高女子主将の立川真奈さん(17)は「今回の交流練習を励みに、大会でいい成績を残してほしい」とエールを送った。


【目線】
【放送部】
練習中、印象的だったのが新田高部員の対応。言語は通じなくても内容を身ぶり手ぶりで、そして実際に手本を示すなどして言葉の壁を感じなかった。海外の人との交流は感動した。(N)
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タイトルカットは松山南高砥部分校デザイン科制作。高校生記者の活動は愛顔(えがお)スポーツ応援アプリ(愛媛新聞ONLINEアプリ)で随時更新。