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11年目の開花・愛媛FCLなでしこ1部昇格

(2)足跡 元Jリーガー中心に育成

2019年12月6日(金)(愛媛新聞)

愛媛FCL結成後初の合同練習で、江後監督(奥左)が見守る中、精力的にプレーする選手ら=2011年4月3日、愛フィールド梅津寺

愛媛FCL結成後初の合同練習で、江後監督(奥左)が見守る中、精力的にプレーする選手ら=2011年4月3日、愛フィールド梅津寺

 愛媛のなでしこが花を咲かせるまでの11年間、種まきの段階から多くの選手・スタッフが地道にチームを育ててきた。その中心を担ったのが、J2愛媛FCでプレーした元Jリーガーの3人だった。

 愛媛FCレディース(L)は、クラブが宇和島市の愛媛女子短大(現環太平洋大短大部)と提携し2009年に新設した女子サッカー部が母体。当時クラブから短大に派遣された川井健太監督(現トップチーム監督)がゼロから素地をつくった。

 選手11人でのスタート。「未経験者もおり、限られた人数の中で練習や試合のやりくりは大変だった」と振り返る。練習メニュー作成からスカウト、バス運転までを一手に担って育成強化を図り、成長を遂げたチームは県2部リーグから四国リーグへと順調にカテゴリーを上げていった。

 戦術面では先を見据え、「効率よく楽しくプレーして勝てる」と当初から「ボールを大切につなぐ」スタイルを浸透させた。シンプルに前線のターゲットを目がけて蹴るチームが多い中、県外の大学指導者からも「女子でこれほど素晴らしいサッカーをするチームはなかなかない」とリスペクトされていた。

 短大サッカー部から最初の卒業生が出た11年に本格始動した愛媛FCLは、現役引退したばかりの江後賢一氏を初代監督に迎え、コーチを兼任する短大の川井監督との二人三脚で強化を進めた。

 江後監督がイレブンに強調したのが「ひたむきさ」。まだ地盤の弱い女子サッカーの魅力を広く県民に知ってもらうため、結果を残すだけでなく、ピッチ内外での真摯(しんし)な姿勢を求めた。

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