10組18人が参加
県産魚介類で親子ら腕振るう 松山でコンテスト
2019年12月2日(月)(愛媛新聞)

県産魚介類を使ったオリジナルメニューの調理に臨むコンテスト参加者

県産魚介類を使ったオリジナルメニューの調理に臨むコンテスト参加者
県産魚介類を使ったオリジナルのレシピを競う「愛ある愛媛のおさかな料理コンテスト」が11月30日、松山市勝山町1丁目の愛媛調理製菓専門学校であり、1次審査を突破した親子や学生ら10組18人が実技で腕を振るった。
魚の消費拡大を目的に、県魚食普及推進協議会が毎年開いている。子どもの「魚離れ」に一石を投じようと、今回は「小・中学生が好きになる!乳製品を使った魚料理」をテーマとした。
123通の応募から選ばれた10組のレシピはバラエティーに富む内容。タチウオでチーズや梅肉を巻く料理や、タイのみそチーズ鍋などがあり、審査員が独創性や簡便性、経済性などの観点から審査した。
最優秀賞は、家族の部に出場した豊岡愛理さん、叶羽さん親子=宇和島市=のヒオウギガイとマイカを入れたクリームカレーが受賞した。
松山市の道休薫さん(44)と長男(13)、長女(11)は、ブリやイモを載せたチーズピザを調理。薫さんは「家で作るときと比べて少し失敗したけど満足。子どももおいしいと言ってくれるレシピです」と笑っていた。