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県高校ラグビー決勝

松山聖陵、完勝劇 攻撃の波 三島圧倒

2019年11月24日(日)(愛媛新聞)

【三島―松山聖陵】後半30分、松山聖陵・永江が中央に飛び込んでトライを決め、36―7とする=県総合運動公園球技場

【三島―松山聖陵】後半30分、松山聖陵・永江が中央に飛び込んでトライを決め、36―7とする=県総合運動公園球技場

【三島―松山聖陵】後半、敵陣にモールで攻め込む三島フィフティーン=県総合運動公園球技場

【三島―松山聖陵】後半、敵陣にモールで攻め込む三島フィフティーン=県総合運動公園球技場

【三島―松山聖陵】後半30分、松山聖陵・永江が中央に飛び込んでトライを決め、36―7とする=県総合運動公園球技場

【三島―松山聖陵】後半30分、松山聖陵・永江が中央に飛び込んでトライを決め、36―7とする=県総合運動公園球技場

【三島―松山聖陵】後半、敵陣にモールで攻め込む三島フィフティーン=県総合運動公園球技場

【三島―松山聖陵】後半、敵陣にモールで攻め込む三島フィフティーン=県総合運動公園球技場

 ラグビーの第99回全国高校大会県予選最終日は23日、県総合運動公園球技場で決勝を行い、第3シードの松山聖陵が第1シードの三島を38―7で下し、2年ぶり4度目の優勝を果たした。

 松山聖陵は前半11分に亀沢のトライで先制。その後も5本のトライを奪って快勝した。

 松山聖陵は12月27日から、大阪・花園ラグビー場で開かれる全国大会に出場する。

 

 【評】松山聖陵が素早い展開で、バックスを中心にトライを量産して快勝した。

 前半11分、敵陣ゴール前中央付近の密集からボールを回して、亀沢が先制トライ。17分に吉原が左隅に抜け出して追加点を奪うと、さらに亀沢が2トライを挙げリードを広げた。後半1トライを返されたが、中村の個人技による突破などで突き放した。

 三島は松山聖陵のボール回しに対応しきれなかった。後半14分、モールで敵陣に攻め込むと、最後はラックから高橋新が押し込みトライを挙げたが、相手守備の出足の早さに、攻撃を継続させることができなかった。

 

◆前半の流れは完璧◆

 【松山聖陵・渡辺悠太監督の話】 県内のどこよりも練習をしてきた選手たちが、すべてのことを出してくれた。前半の流れは完璧で、完勝と言って良い形。花園ではベスト8を目標に、一つでも多く勝って年を越したい。

 

◆またやり直したい◆

 【三島・野本聡監督の話】 完敗だが、選手はよく頑張った。FW陣が健闘して優位に立てるかと思ったが、松山聖陵に守備の穴を突かれ、前半で失点を重ねてしまった。来年に向けて、またやり直していきたい。

 

◆一つにまとまった◆

 【松山聖陵・WTB永江選手】(後半に1トライ)「チーム全員が一つにまとまって、練習通りのプレーをすることができた。全国では体が大きく強い相手と戦うので、戦術で補いながら、走り負けないようにしたい」

 

◆相手の修正力が上◆

 【三島・SO定岡主将】「後半のトライで流れを変えられるかと思ったが、相手の修正力が勝り、自分たちに流れを持ってこられなかった。後輩には今日の悔しさをばねに、日々の練習をひたむきに頑張ってほしい」

 

【松山聖陵4度目V 流れるパス回し 守備崩す】

 FWの強さを押し出した準決勝から一転、バックス陣が流れるようなパス回しで相手守備網を次々と切り崩す。松山聖陵は変幻自在に攻撃の「波」をつくりだし、三島を圧倒した。

 FW戦で新田からトライを重ねた準決勝のイメージが残る相手の裏をかく攻撃が前半からさえ渡った。11分、細かくパスをつないで敵陣左サイドに深く入り込むと、敵陣ゴール前中央付近のラックを経て大きく右に展開。最後は余ったウイングの亀沢が先制トライを決め主導権を握った。

 逆サイドから選手が回り込んでつなぐ連係や、飛ばしパスを使った大きな展開など、縦横無尽にグラウンドを躍動。前半だけで3トライを奪った亀沢は「バックス陣は外に外にボール回すことを徹底した。ポジション取りを含めて練習通りにできた」と胸を張った。

 「きょうはバックス陣に助けてもらった」と振り返った井上主将を中心とするFW陣も守備で奮闘し、最後まで足を止めずに前に出続けた。三島に思うようなボール回しをさせず、後半の1トライだけに抑え込んだ。

 攻めの引き出しを見せての完勝劇に、選手らは笑顔を浮かべつつ、反省も忘れない。ラックからの素早い球出しで攻撃をリードしたSHの中村は「前半の流れを後半の入りに持ち込めなかった。全国はそこを突いてくる」。

 花園で目指すは、3回戦に進出した3大会前を超えるベスト8。井上主将は「ワールドカップもあってラグビーが注目されている。全員が一体となって(今日のような)波のあるラグビーをしたい」と意気込んだ。

 

【前進貫き意地の1トライ 2年連続三島準V】

 2年連続の決勝進出も、再び悔しさを味わうことになった第1シードの三島。後半、チーム一丸で意地のトライを奪って一矢報いた。

 24点差を追う後半、「自分たちの攻撃の一番いい形はピック。四国大会もこれで勝ってきた」(定岡主将)と、得意の形に打って出た。モールで敵陣中央に押し込むと、相手の守備に阻まれながらも次々とラックを形成して前進を続けた。

 そして後半14分、ロック高橋新が「最後に飛び込んだのが、たまたま自分だっただけ。絶対にトライを取るという気持ちで、FWとバックスが一丸になりつなげきった」とゴールラインにボールをねじ込んで、初トライを挙げた。

 トライはこの1本にとどまったが「三島らしさを出すことができた」とプロップ宮崎悠。来年の100回大会に向けて、2年の高橋新は「必ず優勝を取りにいく。そして花園で1勝という夢をかなえたい」と涙をこらえながら、再起を誓った。

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