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バレー高校選手権県大会

男子・新田が大逆転V3 女子・松山東雲4連覇

2019年11月24日(日)(愛媛新聞)

【男子決勝 新田―松山工】第4セット、高い打点からスパイクを決め、15―10とする新田・後藤(左)=県総合運動公園体育館

【男子決勝 新田―松山工】第4セット、高い打点からスパイクを決め、15―10とする新田・後藤(左)=県総合運動公園体育館

【女子決勝 松山東雲―済美】第1セット、松山東雲・楠岡(9)がスパイクを決め1―1とする=県総合運動公園体育館

【女子決勝 松山東雲―済美】第1セット、松山東雲・楠岡(9)がスパイクを決め1―1とする=県総合運動公園体育館

【男子決勝 新田―松山工】第4セット、高い打点からスパイクを決め、15―10とする新田・後藤(左)=県総合運動公園体育館

【男子決勝 新田―松山工】第4セット、高い打点からスパイクを決め、15―10とする新田・後藤(左)=県総合運動公園体育館

【女子決勝 松山東雲―済美】第1セット、松山東雲・楠岡(9)がスパイクを決め1―1とする=県総合運動公園体育館

【女子決勝 松山東雲―済美】第1セット、松山東雲・楠岡(9)がスパイクを決め1―1とする=県総合運動公園体育館

 バレーボールの全日本高校選手権県代表決定戦最終日は23日、県総合運動公園体育館で男女の準決勝と決勝を行い、男子は新田が3年連続19度目、女子は松山東雲が4年連続6度目の優勝を果たした。

 男女の優勝校は来年1月5日から東京都の武蔵野の森総合スポーツプラザで開かれる全国大会に出場する。

 

[男子]

 【評】新田がエース後藤の活躍で逆転勝ち。後がない第3セット、後藤のジャンプサーブで松山工の守りを崩し、要所でブロックも決まった。第5セットは相手のミスもあって得点を重ね、終盤に抜け出した。

 松山工は篠森のスパイクサーブ、ライト田窪の強打などで2セット先取したが、あと一歩及ばなかった。

 

【けん引役と土台 両輪活躍 勝利つかむ】

 土壇場からの大逆転だった。男子決勝は、新田がセットカウント0―2の劣勢をはね返し、頂点に立った。

 2人の3年生が立役者だ。一人は189センチのエース後藤。第1、2セットは鳴りを潜めていたが、チームとしてレシーブに安定感が出てきた第3セット以降、高い攻撃力を発揮した。

 一進一退の攻防が続き23―23。1点の重みが増す中、レフトからの強打でポイントを奪うと、24―24に並ばれても、集まるトスを打ちきった。連続得点でセットを奪い、潮目を変えた。

 第4セットもフェイントを織り交ぜて得点を重ねて接戦を制すると、圧巻は第5セット最終盤。「自分が全部決めるつもりだった」と後藤。後衛に下がっても手をたたいてトスを呼び、バックアタックを連発。勝利を決める15点目もエースが挙げた。

 けん引役がエースなら、土台となってチームを支えたのは主将の永瀬。劣勢でも「今の失点は仕方ない」「次につながる」と声掛けを欠かさなかった。

 目の病気を患って手術し、約1カ月間チームを離脱。復帰したのは10月下旬だった。この日の準決勝では精彩を欠き、チームも苦戦。それだけに「決勝の舞台に立てることがありがたく、バレーを楽しもうと思った」。思いは伝わり、後藤は「永瀬の声が頼もしく、背中を押してくれた」。両輪が活躍し、つかんだ勝利だった。

 

◆心の弱さが出た◆

 【松山工・篠森主将】(激戦を落とし涙止まらず)「一人一人が役割を果たし、第1、2セットを取ることができたが、第3セットは勝てるかもしれないという思いが頭をよぎってしまった。自分たちの心の弱さが出た」

 

[女子]

 【評】序盤からペースをつかんだ松山東雲がストレート勝ちした。

 高さを生かしたブロックで試合を優位に進めた。疲れが見え始めた第3セットは序盤にリードを許したものの、レフト楠岡やライト西川が要所で決めて突き放した。

 済美は永野や井関らの速攻で対抗したが、及ばなかった。

 

【手術から復帰2年生レフト やっと仲間に恩返し】

 「支えてくれた仲間に、やっと恩返しできた」。手術を乗り越え、コートに帰ってきた松山東雲の2年生楠岡。優勝の歓喜の中で、つらかった時期を思い出して涙をこぼした。

 2年前の全国中学体育大会で3位に輝いた松山東雲中。ライト西川、セッター加納と共に、楠岡は主要メンバーの一人だったが、利き腕の右肩の脱臼を繰り返し、昨年7月に手術に踏み切った。

 西川と加納は高校に上がってすぐに活躍し、「尊敬すると同時に悔しくてたまらなかった」と楠岡。2人に刺激を受けながら黙々とリハビリに励み、今年6月の四国高校選手権からようやくレギュラーをつかんだ。「遅れを取り戻さなくちゃいけない」。この選手権に懸ける思いは人一倍強かった。

 済美との決勝。けが明けの1年生エース佐伯が「第1セット後半から足に痛みが出た」と本調子を出せない中、楠岡は「目を見れば意図が分かる」という加納のトスで連続スパイクを決めるなど、西川と得点を重ねた。

 船田主将は「佐伯はパワー、楠岡はジャンプ力、西川は器用さ。特長が違うスパイカーがそろっている」と誇りつつ「昨年に比べて、レシーブができてない」と課題を語る。

 「春高」まであと1カ月余り。持ち前の高い攻撃力と、松山東雲伝統の「つなぎのバレー」を融合させ、「ベスト8入りをしてみせる」と選手らは誓う。

 

◆決勝 硬さ抜けず◆

 【済美・井上主将】(2年ぶりに決勝進出)「準決勝は第1セットを先取されて吹っ切れ、楽しみながらプレーできたことが勝利につながった。決勝は硬さが抜けなかった。来年は優勝し、この悔しさを晴らしてほしい」

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