プラス思考の大切さなど伝える
バレーの佐伯美香さん 西条の中学校で講演
2019年11月20日(水)(愛媛新聞)

中学生にプラス思考の大切さなどを伝えた佐伯さん(右)

中学生にプラス思考の大切さなどを伝えた佐伯さん(右)
バレーボールとビーチバレーで3度の五輪に出場した佐伯美香さん(松山市出身)がこのほど、西条市宮之内の河北中学校で講演した。生徒約150人にプラス思考の大切さなどを伝えた。
佐伯さんは動画やスライドで現役時代を紹介し、バレー選手としては小柄な172センチだったが、世界に対抗するためスピードを磨いたと語った。「諦める前にマイナス面をカバーできる何かを探してほしい」と呼び掛けた。
会場の女子バレー部員からチームで目標を達成するこつを聞かれると「まず目標を明確にし、一人一人がチームのプラスになることを考えて実践すると良い」と助言した。成功体験の繰り返しが自信を生むとし、達成可能な小さな目標から始めることを勧めた。
講演会は8日、東京五輪への機運を高めようと県が開催した。