体験や相談 50団体出展
福祉・防災 備えをCHECK 松山で「えひめ福祉博」
2019年11月19日(火)(愛媛新聞)

災害時の疑似避難行動体験に挑戦する来場者

災害時の疑似避難行動体験に挑戦する来場者
福祉や防災に携わる企業・団体が一堂に会す「第10回えひめ福祉博2019」が16日、松山市南持田町の愛媛銀行研修所であり、来場者がさまざまな「もしも」のときのための備えを考えた。
県民の安全安心な暮らしの実現を目的に、同行とNPOえひめライフサポート協会(沢村昭仁会長)が主催。今年は「いざという時のために!!」をテーマに、県内外の約50団体が出展した。
災害時の避難行動や認知症の自己診断テストなどの体験型ブースのほか、終活や障害者支援の無料相談コーナーが並んだ。スタンプラリーもあり、訪れた人たちは楽しそうに会場内を巡っていた。
10年をかけイベントが定着させてきた沢村会長は「愛媛には各分野のプロが集う機会はほとんどない。一つでも知識を家庭に持ち帰ってもらえたらうれしい」と話した。