松山で講座
市民らがワクチンの正しい知識学ぶ
2019年11月18日(月)(愛媛新聞)

ワクチンを用いて帯状疱疹などから身を守る知識を学んだ松山市通俗医学講座

ワクチンを用いて帯状疱疹などから身を守る知識を学んだ松山市通俗医学講座
「大人のワクチン」をメインテーマとした第67回松山市通俗医学講座(松山市医師会主催)の講座が16日、同市堀之内の市民会館であった。多くの市民らがワクチンを使って帯状疱疹(ほうしん)などから身を守る知識を学んだ。
帯状疱疹について、せきかわ皮ふ科(同市平和通5丁目)の関川紀子院長は「水痘帯状疱疹ウイルスの再活性化により引き起こされる感染症」と説明。免疫が低下すると発症しやすく、最も有力な危険因子は加齢と強調した。
その上で「今後、患者数の増加、重症化が懸念される。ワクチン接種により発症や症状・合併症の重症化の予防が可能だ」と説明した。
講座は、市民らに保健衛生や疾病予防などの正しい知識を身に付けてもらおうと同会が実施。16日は3人の医師が登壇した。