14日
県立中央病院で脳死腎移植実施
2019年11月15日(金)(愛媛新聞)
県立中央病院(松山市)は14日、臓器移植法に基づき広島県の病院で脳死と判定された20代女性から摘出した腎臓を、慢性糸球体腎炎の60代女性に移植した。県立中央病院によると、手術は問題なく終了したという。
移植手術は泌尿器科などの医師4人が実施した。午前11時20分に腎臓が到着、午後0時半に手術を開始し、同6時25分に終了した。
日本臓器移植ネットワークによると、ドナー(臓器提供者)の原疾患は低酸素脳症で、12日午後10時50分に脳死と判定された。女性は書面による臓器提供の意思表示をしていなかったが、家族が承諾した。