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保守系県議ら

衆院愛媛4区 山本氏後継選び 公募是非、視界不良

2019年11月13日(水)(愛媛新聞)

上から時計回りに国会議事堂、自民党県連の議員総会、県連の事務所のコラージュ。衆院4区後継候補の行方は―

上から時計回りに国会議事堂、自民党県連の議員総会、県連の事務所のコラージュ。衆院4区後継候補の行方は―

 次期衆院選不出馬を9月に表明した自民党の山本公一元環境相の後継調整が、地元・愛媛4区の保守系県議を中心に水面下で続いており、愛媛ゆかりの官僚の名前が挙がっている。自民県連幹部は10月下旬、4区の県連所属県議に対し、意中の人物が確実に党公認を得る手段の一つとして「公募」に水を向けた。ただ、4区には自民公認での出馬を目指す元衆院議員桜内文城氏への警戒感が根強く、地元がまとまった形での後継擁立を理由に反対の声が大きい。公募の形を取るかどうかは決まっていない。

 4区の保守系県議は10月21日に県議会議事堂で会合を開き、山本氏と4度衆院選を戦った桜内氏は後継者の対象外と早々に確認した。一方、桜内氏は県議の会合から約1週間後に自身のブログを更新し、党を掌握する二階俊博幹事長から表紙にコメントをもらった著書の出版記念パーティーの様子を紹介。二階派幹部から「自民党公認と国政復帰に向けて大変ありがたい励ましのお言葉を頂戴した」などと記し、二階氏ら党本部との親密さを改めてアピールした。

 桜内氏は、県内の党支持者らに、自身を自民公認候補として推薦するよう依頼する署名活動も10月初旬から続けている。県連が候補者公募の形を取った場合、署名を後押しに使うとの見方もあり、4区の県連所属県議は「公募で桜内氏につけいる隙を与えたくない」と神経をとがらせている。

 長年選挙を戦ってきた山本氏陣営の県議らから敵対視されている桜内氏は「過去の選挙のことは反省しており、自民党一本でやりたい。有権者や県議に思いを伝えたく、県連などとも仲良くしたい」と吐露。10月末までに3500人超の署名が集まっており、最終的に党本部や県連側に報告したいと説明した。

 「県連や党本部の都合もあると思うので、とにかく自民の公認を目指したいのがベース。古里の4区から選挙に出られればうれしい」と述べる。

 ある県連幹部は、桜内氏を山本氏後継の対象外と確認した4区県議の意向を尊重するのは大前提とした上で「党本部は公募を基本として推奨している。4区内から上がってきた(桜内氏以外の)後継候補を公認申請した場合、党本部から選考に文句を言われないためにも正式な手続きが必要で、それを模索している」と難しさを明かした。

 県連の渡部浩幹事長代行も「自民の国会議員を出すのが県連の仕事。選挙は4区の方々がやるので、意向を尊重しなければいけない」との認識を改めて示す。後継者擁立の目標時期とした「年内」まで2カ月を切る中、どういった手続きで選定するのかが注目される。

 次期衆院選愛媛4区には、立憲民主党がサイエンスコミュニケータの新人杉山啓氏の擁立を決めている。

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