愛媛豪雨災害
宇和島のギャラリーが吉田の小中学校2校に義援金
2019年11月12日(火)(愛媛新聞)


西日本豪雨で被災した宇和島市吉田地域の小中学校を支援しようと、同市伊吹町のギャラリー・絵画教室「アトリエぱれっと」は11日、立間小学校(同市吉田町立間)と吉田中学校(同市吉田町鶴間新)に義援金計17万2373円を贈った=写真。
10月に開催した切り絵作家蒼山日菜さん(東京)の作品展の入場料と、作品の売り上げの一部を寄付した。蒼山さんの「吉田の子どもたちのために使ってほしい」との意向を受けてギャラリーが地元校長会に問い合わせ、被害の大きかった2校への贈呈が決まった。
立間小で清家由佳代表らが両校の代表児童・生徒4人に目録を手渡した。同校6年男子児童(12)と女子児童(12)は「ありがとうございます。学校のために大切に使わせていただきます」と感謝を伝えた。
両校は豪雨で流された学校備品の購入に義援金を活用することとし、立間小は土俵の水引幕やまわし、吉田中は行事で使う入退場門の費用に充てる。