発信!新田高校生記者
課題研究発表会 独自テーマ 発想養う
2019年11月10日(日)(愛媛新聞)



研究結果を発表する新田高校の3年理系選抜クラスの生徒

研究結果を発表する新田高校の3年理系選抜クラスの生徒
新田高校の3年理系選抜クラスの生徒39人が、生物や物理など関心のあることをテーマに課題研究に取り組み9月20日、同校の体育館で、まとめた成果を発表した。会場では他の5クラスの生徒も合わせ、約220人が耳を傾け、オリジナリティーに富んだ活動を参考にした。
課題研究は独自の発想力などを高めることを目的に、8グループに分かれて1学期の放課後や夏休み中に実施。テーマは「炎色反応」や「ヒトの味覚」などで、1グループ7分(発表5分、質疑応答2分)の持ち時間で行った。
「ヒトの味覚」について調べたグループは、基本五味と辛さの計6種類の味のサンプルを味と濃度別に作った。その上で、どの味が最も感じやすいかを実験、考察。結果をスライドでグラフや画像を用いて発表した。
リーダーの櫛部晃希さん(17)は「質疑応答の際、ハプニングに動揺して言葉が詰まったのが反省材料」と総括。発表を聞いた鈴木照太郎さん(18)は「スライド自体の完成度は高かった。ただ、言葉とずれているところが残念だった」と感想を述べた。


【目線】
【放送部】
どのグループの発表も論理的で勉強になった。工夫を凝らしたスライドからは、研究内容を伝えようとする意思が感じられた。自分で考える力が養われて、貴重な体験ができた。
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タイトルカットは松山南高砥部分校デザイン科制作。高校生記者の活動は愛顔(えがお)スポーツ応援アプリ(愛媛新聞ONLINEアプリ)で随時更新。