約30人が参加
モザンビーク選手団と高校生 松山で交流会
2019年11月6日(水)(愛媛新聞)

モザンビークの選手らと談笑する交流会参加者

モザンビークの選手らと談笑する交流会参加者
県内で合宿しているモザンビークの東京五輪・パラリンピック代表候補選手団との交流会が3日、松山市三番町6丁目のコムズであり、市内の高校生ら約30人が同国の文化などを学んだ。
東京五輪に向け県と新居浜、松山、伊予の3市は、同国の五輪委員会と事前合宿に関する基本合意書を締結。ボクシングと陸上の選手、コーチら計8人が10月26日から2週間の合宿中で、同国で武器回収や公民館建設などに携わってきた松山市のNPO法人えひめグローバルネットワークが交流会を催した。
参加者は競技の話題などで歓談。会場には民族衣装や楽器なども展示され、最後はモザンビークの国歌を全員で歌い、楽しんだ。
パラ陸上のエドミルサ・ゴベルノ選手(21)は「とても温かいおもてなしで、うれしかった」と笑顔。松山東高1年の女子生徒(15)は「モザンビークを知らなかったが、行ってみたい」と話した。