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弓道高校選抜県予選

男子 松山南が初制覇 女子 今治西28年ぶり

2019年11月4日(月)(愛媛新聞)

男子団体で優勝した松山南の(左から)兼頭、渡部、吉平=県総合運動公園弓道場

男子団体で優勝した松山南の(左から)兼頭、渡部、吉平=県総合運動公園弓道場

女子団体を制した今治西の(左から)藤本、塩出、真鍋=県総合運動公園弓道場

女子団体を制した今治西の(左から)藤本、塩出、真鍋=県総合運動公園弓道場

築山孝輔

築山孝輔

真鍋めのう

真鍋めのう

 弓道の全国高校選抜大会県予選は3日、県総合運動公園弓道場で男女の団体戦と個人戦を行い、男子団体で松山南が初優勝を飾った。女子団体は今治西が28年ぶり2度目の頂点に立った。男子個人は築山孝輔(西条)、女子個人は真鍋めのう(今治西)が制した。

 団体優勝校と個人上位2人が全国大会(12月23~25日・前橋市)に進み、団体ベスト4は四国新人大会(17日・県総合運動公園弓道場)に出場する。

 

◆4射目は運が味方◆

 【西条・築山選手】(男子個人を制す)「決勝は皆中だったが、4射目は的枠にたまたまかかってくれた。運がよかった。今日は良かったり悪かったりだった。全国に向け当てないといけない場面で当てられるよう練習したい」

 

◆緊張なく良かった◆

 【今治西・真鍋選手】(女子個人優勝。団体との2冠達成)「数日前から調子が悪く、団体戦の練習のつもりで個人戦に臨んだのが、緊張がなくて良かったのかも。あれよあれよという感じで勝ち上がっていった」

 

【予選好結果で勢い 松山南】 

 とても小さく、しかし気持ちのこもったガッツポーズだった。男子団体決勝。松山南の三の立・吉平は、競射の末に優勝候補筆頭の新田を退けると、いすに腰を下ろし、右手を力強く握りしめた。

 予選1回戦、12射9中の好結果が出て「気持ちが楽になった」とメンバー3人。2回戦は10中し、計19中で1位タイ通過すると、決勝トーナメントに進んでも勢いは持続。1回戦、準決勝とも10中と高い的中率を維持し、一気に頂点に立った。

 「練習ではライバル同士だが、チームになると助け合い、団結することができた」と兼頭主将。二の立・渡部を含め、3人の中に個人戦決勝に進んだ選手はいない。普段の切磋琢磨(せっさたくま)がチーム力全体を引き上げていた。

 加えて、勝利の背景には女子の躍進もあった。昨年の県予選を初めて制し、全国の舞台を経験したメンバーが現チームにも残る。大会前には試合形式で対戦し「接戦の中、最後の決めないといけない一本を必ず決めてくる」と兼頭。全国レベルを肌で感じ、自分たちの成長につなげた。

 その女子は決勝で涙をのんだ。今年は男子の番。全国の経験を持ち帰り、新たな伝統をつくっていく考えだ。

 

【追い込まれ真骨頂 今治西】

 追い込まれてから真骨頂を発揮した。女子団体を制した今治西は、8チームによる決勝トーナメントに予選7位タイで進出。ここから接戦に次ぐ接戦を制し、全国切符をつかみ取った。

 決勝トーナメント1回戦の済美戦。12射を終えた直後は5―5だったが、二の立・塩出の1射が的中へと変わり、勝利を手にした。続く準決勝の西条戦も、メンバー3人が新たに1本ずつ引く競射で決着。そして何よりの大勝負となったのが、連覇を狙う松山南との決勝だ。

 8中で並ぶと以降も互いに譲らず、競射は4度目に突入。「2人に助けられ、優勝目前まで来た。最後は絶対に当てるという気持ちだった」という藤本と、個人も頂点に立った三の立・真鍋が的を射抜き、2―1で息詰まる熱戦にけりをつけた。

 「厳しい試合を勝ち抜けたことが最後まで力を出し切れた理由かも」。試合後、藤本がそう勝因の一端を明かすと、済美戦の判定変更で「ほっとして涙が出そうになったが、泣くのは優勝してから」と心に決めていた塩出は、目を赤くして勝利の喜びをかみしめた。

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