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全国高校駅伝県予選

男子 新居浜東、初の頂点/女子 八幡浜、堂々13連覇

2019年11月4日(月)(愛媛新聞)

 第70回男子、第31回女子全国高校駅伝県予選は3日、西条ひうち陸上競技場の特設コース(男子7区間42.195キロ、女子5区間21.0975キロ)であり、男子は新居浜東が2時間7分29秒の県高校新記録で初優勝、女子は八幡浜が1時間11分20秒で13連覇を果たした。

 スタート時の気温は18度、湿度70%。男子は新居浜東が終盤6区で首位に立って上位争いを制し、女子は八幡浜が終始トップを譲ることなくレースを引っ張った。

 優勝した新居浜東と八幡浜は全国大会(12月22日・京都市)に出場する。男子は4位以上、女子は3位以上が四国大会(11月17日・西条ひうち陸上競技場)に進む。男子は第70回記念大会のため、四国大会で各県代表を除く最上位校も全国の出場権を得る。

 

【男子】2時間7分29秒の県高校新記録で初優勝した新居浜東のアンカー・棚野=西条ひうち陸上競技場

【男子】2時間7分29秒の県高校新記録で初優勝した新居浜東のアンカー・棚野=西条ひうち陸上競技場

【男子】2時間7分29秒の県高校新記録で初優勝した新居浜東のアンカー・棚野=西条ひうち陸上競技場

【男子】2時間7分29秒の県高校新記録で初優勝した新居浜東のアンカー・棚野=西条ひうち陸上競技場

【新居浜東 県高校新 全国切符奪取】  

 【レース経過】新居浜東が終盤で逆転し県高校新記録で初優勝した。序盤にトップと49秒差を背負ったが4区真鍋が猛追、5区中矢が区間新の力走で9秒差に追い上げた。6区森賀が首位に立って22秒のリードを奪うと、そのまま逃げ切った。

 宇和島東は3区宮岡が区間記録を塗り替えてトップに躍り出たが、終盤に離され2位に。3位の今治北は序盤に勢いを発揮した。松山商は3区久保昇が区間新の活躍を見せるなどして4位だった。

 

◆最高のレース◆

 【男子1位の新居浜東・白方順監督の話】 最高のレースだった。選手たちの努力と、保護者、地域に支えられてつかむことができた初優勝。四国大会を通じてさらに成長し、都大路の舞台を楽しめるようなレースをさせたい。

 

【結実 気迫の逆転劇】

 赤色のユニホームが競技場に入ってくると、わっと歓声が上がった。新居浜東のアンカー棚野は拳を高く突き上げてテープを切り、駆け寄った仲間と喜びを分かち合った。2時間7分29秒。昨年都大路で松山商が出した県高校記録を29秒縮めて塗り替え、初の栄冠を手に。昨年県予選3位の悔しさをばねに総合力で躍進した。

 レースプランは序盤をしのいで終盤での逆転。はまった。開始直後からハイペースで展開し、主将・原が力走するもトップと55秒差の3位。2区、3区とも順位は詰められなかったが、焦りはない。

 49秒差の4位でたすきを受け取った4区の3年真鍋が一気に攻め立てた。「出場できなかった他の3年の分もしっかり走らないと」。自己ベストを約1分縮める大出力で2位まで駆け上がり、後輩に後を託した。「頑張れよ!」

 5区中矢は「最初に突っ込んでしまったが、『落ち着いて』の声援で気を取り直せた」と区間新記録で首位を9秒差の射程に収めた。6区森賀は折り返し直後に1位をもぎ取ると、その座を明け渡すことはなかった。

 新チーム発足後、新居浜市内のゴルフ場を練習の場に、高低差や芝生を利用した練習を取り入れるなどして脚質を向上させたという。終わってみれば2位との差は43秒。地域や保護者の支えを実感し、練習の成果と仲間への信頼を結実させたと胸を張る。全国に向け、目標は自分たちの持つ記録更新と県勢の昨年順位を上回ること。さらなる飛躍に余念はない。

 

【女子】1時間11分20秒で13連覇を果たした八幡浜のアンカー・徳山=西条ひうち陸上競技場

【女子】1時間11分20秒で13連覇を果たした八幡浜のアンカー・徳山=西条ひうち陸上競技場

【女子】1時間11分20秒で13連覇を果たした八幡浜のアンカー・徳山=西条ひうち陸上競技場

【女子】1時間11分20秒で13連覇を果たした八幡浜のアンカー・徳山=西条ひうち陸上競技場

【八幡浜 圧巻 終始首位を譲らず】  

 【レース経過】区間賞を独占した八幡浜が、実力通りの走りで連覇記録を13に伸ばした。1区上田が2位に13秒差をつけると、2区菊池もその差を40秒以上に広げて独走態勢に入った。3区三好、4区二宮もさらに引き離し、最終区徳山は区間記録を4秒上回る新記録でゴールした。

 2位の聖カタリナ学園は4区河本が2位に躍り出て、その後も順位をキープした。1~3区で好走を見せた新居浜東は3位に終わった。

 

◆好記録を狙う◆

 【女子1位の八幡浜・倉田茂監督の話】 序盤の1、2区で流れをつくり、その勢いで3~5区の区間賞も取ることができたと思う。1年生が3人おり、まだ伸びしろもあるので四国、全国でもいい記録を狙いたい。

 

【着実 Vのセオリー】

 他の追随を許さない圧巻のレース展開で、八幡浜が13度目の栄冠を手にした。

 先行逃げ切りが優勝へのセオリー。各チームの主力が1、2区へ配置される中、スタートを任された1年生上田はトラックでは800メートルを主戦場とする選手。長距離専門ではなかったが持久力にも定評があり、大会1週間前に監督から1区を告げられた。

 レースの流れを左右する最長6キロの重要区間にプレッシャーを感じながらも「絶対1位で渡すと思っていた」。余力を残しながらラスト1キロを過ぎたあたりでスパートをかけ、指揮官の期待にしっかりと応えた。

 昨年も2区で区間賞の菊池は「自分も次につなげたかった」と、アップダウンのある場所もほとんどペースを落とすことなく走り抜いた。前回記録を30秒近く上回る力走で、リードを40秒以上に大きく広げた。

 3区三好、4区二宮もこの流れを追い風に好走し、1年生アンカー徳山は区間新記録でゴールテープを切った。ただ、徳山は記録を更新した喜び以上に「自分が狙っていたタイムより遅かったことに悔いが残る」と振り返り、「次はそこを乗り越えたい」と貪欲な姿勢を崩さなかった。

 県大会を制した先に見据えるのは四国大会2連覇と12月の都大路。「もっといい走りをしたい」「今までで一番のタイムを」と選手たちの気持ちは早くも大舞台へ向けて高まっている。

 

[選手談話]

◆区間賞を狙っていた◆

 【今治北・羽藤選手】(男子1区で区間新記録)「区間賞を狙っていた。夏のインターハイまでは調子が出なかったが、練習はしっかり積んでいた。昨年のタイムを大幅に縮め、結果が出せたことにほっとしている」

 

◆つなぐこと意識した◆

 【松山商・久保昇選手】(男子3区で区間新記録)「少しでも前との距離を詰めて次の選手が走りやすいようにつなぐことを意識した。まだ都大路への切符は1枚残されているので、一丸となって四国大会も頑張りたい」

 

◆四国大会でリベンジ◆

 【宇和島東・宮岡選手】(男子3区で区間記録を更新)「目標タイムよりかなり遅い結果で、自分の弱さが出てしまったと感じている。しっかりと疲労を取って、もう一度チームをつくり直して四国大会でリベンジしたい」

 

 

 

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