松前で加工品など販売
食欲の「秋」 特産品満喫 高校生や地元女性、魚料理おいしくPR
2019年10月24日(木)(愛媛新聞)

すり身を使って考案した一品などを販売し、魚食の良さをアピールした済美高校生ら

すり身を使って考案した一品などを販売し、魚食の良さをアピールした済美高校生ら
魚料理の提案などをする「えひめのおさかな食堂」が19、20日の両日、松前町筒井のエミフルMASAKIであった。高校生や県内の漁協女性部などがすり身を使った商品や、切り身を簡単においしく調理した串焼きの販売などを通し、魚食をアピールした。
水産物の消費拡大を図ろうと県が開き、2回目。
20日は、上灘漁協の女性部と済美高校普通科食物科学コースの1年生が連携して手がけた「すり身チーズボール」がお目見え。料理の案を考えた同校1年の女子生徒(16)は「みじん切りにした野菜を入れて栄養も取れるように工夫した。魚を食べて長生きしてほしい」と話していた。
手作りじゃこ天体験もあり、担当した1年の女子生徒(16)は「みんなが楽しそうに体験してくれ、うれしくなる」と笑顔を見せた。
食文化・料理研究家の中村和憲さんは県産タイとハモの串焼きを提案し、フライパン一つで10分以内にできるレシピを紹介。県内漁協女性部による水産加工品が並び、買い物客らが手に取っていた。