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声掛けや心構え学ぶ

不登校の子、どう支援 松山で教職員30人が研修

2019年10月16日(水)(愛媛新聞)

県内の教職員が不登校児童生徒への支援の在り方を学んだ研修会=4日、松山市上野町

県内の教職員が不登校児童生徒への支援の在り方を学んだ研修会=4日、松山市上野町

 不登校への理解を深める教職員研修がこのほど、松山市上野町の県総合教育センターであり、県内の約30人が児童生徒への支援の在り方を学んだ。

 同センター指導主事の冨田和宏さんが「不登校の現状と背景」と題して講義。学年別不登校の児童生徒数は中学1年から大幅に増え高校になると一気に減少する山型のグラフを示し、現在不登校である子どもの継続的支援に加え、新たな不登校を生まないために「魅力ある学校づくり」の必要性を挙げた。「学期ごとに、授業は分かるか、学校は楽しいかなどの調査をし、行動計画の点検・見直しをしてほしい」と促した。

 スクールカウンセラーの鶴見明穂さんは、児童生徒への声掛けや心構えについて話した。不登校を「心のバッテリーが切れている状態」とし、自己肯定感・効力感を育む大切さとともに、再登校がゴールではなく社会的自立に向けた対応が重要だと指摘した。

 子どもと共有の話題や時間をつくるには、ゲームや漫画を一緒に楽しむことや大人が失敗談を話すことも有効と紹介。また、家庭で暗さや荒れた様子が和らぐ「安定期」に、家事やペットの飼育、家庭菜園といった係、役割を与えるのもいいと提案し、世話を通して自分を見つめ直したり、家庭での話題が増えたりすることにつながると説明した。約束の交わし方にアドバイスも。子どもは約束を守れなかった場合に「申し訳ない、合わす顔がない」と自責の念を抱くことがあるため、「次は学校へ行く」と意思表示したときには「いつでも待っとるけんね」と見守る姿勢を見せてほしいと訴えた。

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