神谷・山瀬 後半攻勢
愛媛FC2点差追い付く 京都と2―2
2019年10月7日(月)(愛媛新聞)
明治安田J2リーグは6日、第35節の7試合を行った。愛媛FCは京都市のたけびしスタジアム京都で京都と対戦し、2―2で引き分けた。通算成績は11勝6分け18敗(勝ち点39)で順位は16位。
愛媛FCは0―2の後半、神谷と山瀬が決めて追い付いた。
愛媛FCは次節、13日午後3時から、県総合運動公園ニンジニアスタジアムで新潟と対戦する。
【評】愛媛FCが後半の2ゴールで引き分けに持ち込んだ。
前半34分にDF裏のスペースに抜け出され先制されると、後半12分にはカウンターから追加点を奪われた。
後半から攻勢に出た愛媛は20分にCKの流れから神谷が決め、27分には相手ゴール前を崩し、近藤のクロスに山瀬が合わせて同点に追い付いた。
◆チームの成長実感◆
【愛媛FC・川井監督の話】京都は前期戦った中で1番か2番目に強かった。時間がたっており比較はできないが、われわれは成長していると感じた。失点を減らすのは難しいが、点が取れているので前向きに取り組める。
◆相手 精度上がった◆
【京都・中田監督の話】多くの声援をもらった試合だったが、自分たちのペースで進めなかった。2トップから得点が生まれたのは狙い通り。相手の速いプレッシャーの精度が前回より高まっていて、2失点につながった。
◆自分が求める形に◆
【愛媛FC・神谷】(2試合連続ゴール)「いろんな選択肢があったが、カットインからのシュートが最も手っ取り早いと思った。いいタイミングだったし、コースも空いていた。自分が求めている形だった」
◆ラインがバラバラ◆
【愛媛FC・西岡】(2失点に)「前半の途中から裏へのパスが増えてきて、DFラインがバラバラになった。ラインを高くキープしているためで、質の高いプレーを要求されている。やり続けて成長するしかない」