ログイン
Myページ
Myページ

愛媛新聞ONLINE

2019
1118日()

ログイン
Myページ
愛顔会員Myページ
MENU

茨城国体・陸上

やり投げ 崎山優勝 最終の一投で逆転 

2019年10月6日(日)(愛媛新聞)

【成年男子やり投げ決勝】6投目で80メートル14をマークして優勝した崎山雄太=笠松運動公園陸上競技場

【成年男子やり投げ決勝】6投目で80メートル14をマークして優勝した崎山雄太=笠松運動公園陸上競技場

野本唯人

野本唯人

近藤良亮

近藤良亮

 第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」第8日は5日、笠松運動公園陸上競技などで行われ、愛媛勢は陸上の成年男子やり投げで崎山雄太(県競技力向上対策本部)が80メートル超えで頂点に立ち、少年男子Aの棒高跳びで野本唯人(松山北高)が4位、成年男子1万メートル競歩で近藤良亮(山梨学院大、新居浜東高出)が5位に入った。

 

【けが忘れて踏み込んだ】

 逆転優勝をもたらした最終投てきで、崎山雄太は危うくファウルラインを踏み越えそうになった。「いつもなら1歩の余裕がある。それだけ足が前に進んでいた」。ぎりぎりまで推進力を与えたやりの到達点は、自己記録を超える80メートル14。普段より少しだけ深い踏み込みが、崎山を80メートルの大台と、国体の頂点に届かせた。

 1投目から3位につけていたが、表情はずっと渋かった。8月下旬の四国選手権で腰を痛め、十分な調整ができないままに臨み、「ずっと自分を守るような投げ方だった」。

 今季最終戦と決めていた舞台で、そんな自分が許せなかった。「この場でびびっている。ダサかった。もうやるしかない。6投目はけがを忘れることにした」

 迷いを振り払い、はじき出したやりは、ロケットのように秋晴れの空へ。手応えから浮かんだ小さな笑みは、掲示板に記録が表示されると、両手を挙げて跳び上がる派手なガッツポーズに昇華した。

 抜群の瞬発力を持ち、潜在能力の高さは確かだった。「周りからも82メートルぐらいの力はあると言ってもらって、課題の一つが最後のところだった。助走の最後の3歩。それがうまくいった。練習でもできなかったことが今日できた」

 奈良県出身で、5月から県のスポーツ専門員。今治明徳高を拠点に、高校生らを指導しながらトレーニングに打ち込む。「大学を出て、就職先がなかったところへ競技環境を与えてくれた。結果で恩返しがしたかった」。愛媛への感謝と、競技者の意地。わずかだが決定的な踏み込みの差を生んだのは、崎山の強い思いだった。

 

【少年男子A棒高跳び 野本4位】

◆もっと上行きたい◆

 【少年男子A・野本選手】(棒高跳びで4位入賞)「目標の3位に届かず少し悔しいが、全国大会で上位が続いているのはうれしい。好調だったけど、緊張があった。上位で戦えるようになっているが、もっと上に行きたい」

 

【成年男子1万メートル競歩 近藤5位】

◆自分らしく粘れた◆

 【成年男子・近藤選手】(1万メートル競歩で5位入賞)「非常に暑い中で想定していた以上のペースだったが、自分らしい粘りのレースができたと思う。昨日、愛媛勢は陸上で入賞がなく、重圧はあったが、力に変えられた」

    おすすめ記事

    愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

    欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。