秋季四国高校野球・県大会
第1日 1回戦【松山北 2-1 吉田】松山北、勝利呼ぶ力投 吉田はあと一本に泣く
2019年9月29日(日)(愛媛新聞)

【吉田―松山北】8回表松山北2死一、三塁、勝ち越しの本盗を決めた福谷(左)を出迎える松山北ベンチ=西条ひうち球場

【吉田―松山北】8回表松山北2死一、三塁、勝ち越しの本盗を決めた福谷(左)を出迎える松山北ベンチ=西条ひうち球場
【評】松山北が投手戦を制した。右横手投げの先発竹内陸は丁寧にコースを攻め7回1失点。継投した上本もテンポよくまとめた。引き締まった展開が続いた同点の八回2死一、三塁から重盗し、三走福谷が生還した。
吉田も好守で踏ん張った。先発山口は緩急を生かして粘投。打線は積極的だったが、あと一本が出なかった。
◆いけると判断した◆
【松山北・福谷捕手】(ホームスチールで決勝点)「相手捕手の二塁への送球を見て、いけると判断して走った。先発の竹内陸は、ばらつきながらも気持ちのある球を投げ込んでいた。気合の入った走塁で応えたかった」
◆変化球が定まらず◆
【吉田・山口投手】(5回⅔を粘投)「変化球が定まらず、内角への直球でも課題を感じた。1、3、5番を特に警戒していたが、相手打線は厳しいコースでもうまく打ってきた。基礎体力、技術の両面を鍛えたい」