21日まで
福祉用具フェア、最新機器に理解深める
2019年9月20日(金)(愛媛新聞)

介護用リフトの使い心地を体験する来場者=20日午前、松山市持田町3丁目

介護用リフトの使い心地を体験する来場者=20日午前、松山市持田町3丁目
「第8回えひめ福祉用具フェア」(県社会福祉協議会主催)が20日、松山市持田町3丁目の県総合社会福祉会館で始まり、介護関係者らが最新の機器などに理解を深めた。21日まで。
看護や介護に関わる人の腰痛予防やケアの質向上に向け、「抱え上げない、引きずらない介護」がテーマで、福祉用具メーカーなど36団体が出展した。
会場には、摩擦を減らすことで体位変換時の負担を軽くするスライディングシートや、床ずれや腰痛を防ぐ高反発マットレス、リフトや車いすなどを展示しているほか、用具の使いこなし方などを考えるセミナーも実施。来場者は日頃の負担を相談しながら使い心地を試すなどした。
県社協は「『抱え上げない介護』は介護する人、される人双方の負担軽減になる。意外と知られていない便利な福祉用具もあるので、足を運んでほしい」とした。