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山瀬理恵子 アス飯コラム&レシピ紹介

②トマトと果物のジューシーカレー エネルギー補給に最適

2019年9月18日(水)(愛媛新聞)

 

 アスリートに必要な栄養素を身近な食材でバランスよく取り入れる「アス飯」。提唱者の料理研究家、山瀬理恵子さんが毎月1回、愛媛の農林水産物の産地を訪ね、旬の献立を考案します。2回目は久万高原トマトを使った「トマトカレー」をアレンジ。

 

【エネルギー補給に最適】

 久万高原町のトマト農家の夫妻が水を一切使わず煮込んで仕上げた、あかね色のトマトカレー。ここに「アス飯」アレンジを加えます。

 トッピングのアボカドは不飽和脂肪酸のオレイン酸を含み、トマトに豊富な脂溶性で抗酸化作用抜群のリコピンの吸収率をアップ。海外ではスープが病院食として出されるほど栄養価の高い健康果実で、アスリートの筋肉の合成や回復、修復などに役立ち、体力をつけたい子どもから大人までおすすめしたい食材です。ブラジル留学時代の夫は、砂糖をふりかける現地の食べ方をまねしていたそう。

 モモのとろける果肉とあふれる果汁、ナシのしゃりしゃりとした食べ応えと豊富な水分は、夏の疲れや喉の渇きを潤し、素早いエネルギーや水分補給に最適です。アボカド、モモ、ナシはそろってカリウムが豊富で、全身の筋肉を正常に働かせ、高血圧対策にももってこい。

 エリンギは低カロリーでしっかりとした食べ応えがあり、かさ増しで減量時にも重宝します。

 斬新な組み合わせの調和に驚きのスマイルがはじけ飛ぶ、唯一無二のカレーの誕生です。

 

 【材料】(4人分)

  トマト6個(煮込み用5個、トッピング用1個)▽合いびき肉150グラム▽タマネギ、エリンギ、ナシ、モモ、アボカド各1個▽ニンニク1片▽カレー粉小さじ1▽日本酒大さじ1▽カレールー、パセリ、オリーブ油、塩こしょう、ナツメグ各適量

 【作り方】

 ①乱切りトマトを鍋に入れふたをして火にかける。時々かき混ぜながらトマトが軟らかくなるまで15分程度煮込む。

 ②フライパンにオリーブ油、すりおろしニンニクを入れて火にかけ、香りが立ったら合いびき肉を入れ、カレー粉、ナツメグ、日本酒、塩こしょうで炒める。さらにみじん切りのタマネギ、小さく切ったエリンギを入れ、タマネギが透明になるまで炒める。

 ③①に②を入れ、すりおろしたナシ、粗く砕いたモモを入れて10分程度煮込んだらいったん火を止め、カレールーを入れて溶かす。再び火にかけ、とろみがついたら火を止める。皿にご飯とカレーを盛りつけ、上からサイコロ状に切ったトッピング用トマトとアボカド、みじん切りパセリを散らす。

 

【ハーフタイム】

 久万高原町のトマト農家、上村さんご夫妻とのロケ当日。「トマトはアスリートの夫がけがで手術をし、『回復食』として病院に持ち込んでいたときから欠かさず食べ、現役生活を支えてもらってきた食材です」と伝えたところ、段ボールいっぱいのトマトをお土産に持たせてくれました。

 トマトをふんだんに使った料理を毎日出し続け、その週末の試合で、夫は今季3ゴール目となる活躍で愛媛FCの勝利に貢献。吉報に、ご夫妻から再びお裾分けしてもらい、先日の四国ダービーでは、同じトマト農家のご友人夫妻と4人で応援に駆け付けてくれました。

 食がつなぐ縁。人と人との巡り合いが生み出す伸びしろは無限大。生産者の料理レシピを基にアレンジを加えるようになり、目からうろこのアイデアのおかげで、私自身の視野も一気に広がった喜びに満ちた日々です。

 

【やませ・りえこ】

 アスリートのための「アス飯」を考案する料理研究家。夫は愛媛FCのMF山瀬功治さん。松山市在住。

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