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搬送に時間 不急症例も

119番通報の適正利用を 呼び掛けに力 八幡浜地区の消防本部

2019年9月17日(火)(愛媛新聞)

搬送に時間を要する事情をふまえ、119番通報の適正利用を訴えるステッカーを救急車に貼る八幡浜地区施設事務組合の消防署員

搬送に時間を要する事情をふまえ、119番通報の適正利用を訴えるステッカーを救急車に貼る八幡浜地区施設事務組合の消防署員

 八幡浜地区施設事務組合消防本部が119番通報の適正利用の呼び掛けに力を入れている。約40キロの細長い佐田岬半島を抱え搬送に時間を要する地理的事情がある上、管外病院への搬送が多いことが背景にある。本部は「一度搬送すると管内に戻るまでに時間がかかる。真に救急車が必要な人のためにもお願いしたい」と、救急車へのステッカー掲示などで訴えている。

 本部は八幡浜市、伊方町、西予市三瓶町を本署と三つの分署で管轄。2次救急は曜日によって管外の病院へ運ぶ広域輪番になっており、病状によって松山市や宇和島市などへも搬送する。

 2018年は通報を受け搬送した2326人のうち、管外への搬送は413人。病院到着に1時間以上かかったのが545人、2時間超が27人いた。一方47%が軽傷・軽症。緊急を要しないケースも少なくなかった。

 厳しい現状を知ってもらおうと、本部は「救急の日」(9月9日)を前にした5日、本部と各分署の救急車全5台の後方ドアに啓発ステッカーを掲げた。「救える命を救いたい」などと呼び掛けている。

 これまでは署員が車両巡回しながら音声アナウンスで呼び掛けてきたが、見える形で広報するのが狙い。発案者の第三分署の阿部直也救急係長は「重傷、重篤な患者に素早く処置が施せるよう理解してもらいたい」と話した。

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