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大洲

響く鳴子、笑顔ともに YOSAKOI祭り復活

2019年8月19日(月)(愛媛新聞)

商店街で息を合わせて軽快な踊りを披露する踊り子=18日午後、大洲市大洲

商店街で息を合わせて軽快な踊りを披露する踊り子=18日午後、大洲市大洲

 復興の思いを「よさこい」に込めて―。西日本豪雨災害で昨年は中止となった「えひめYOSAKOI祭り2019」(同祭り振興会主催)が18日、愛媛県大洲市中心部であった。県内外の35連約1100人が元気に地域を練り歩き、躍動感あふれる踊りを披露した。

 祭りは2004年に始まり、昨年が中止となったため今回が15回の節目。今年は祭りの復活をみんなで喜び合おうと審査や賞はなく、「みんなが大賞」という気持ちで踊った。

 正午の開会式の後、商店街や肱川緑地公園の特設会場など6会場でスタート。本町商店街では踊り子らが鳴子を手に、音楽に合わせて力強いポーズや華麗な舞などチームごとに特色あるパフォーマンスを披露。園児からお年寄りまで世代を超えて競演する姿に、住民らが盛んに拍手を送った。

 岡山市から参加した大洲市出身の男性会社員(30)は「祭りが復活すると聞き、参加して古里に何かを届けたかった」と精いっぱいの踊りを披露。昨年の豪雨で自宅が浸水したという大洲小学校6年の女子児童(12)は「踊りで大洲が元気になってほしい」と笑顔で語り、4年の弟(10)も「一生懸命踊った」と話した。

 振興会によると、昨年の災害で音響などの機材が水没。クラウドファンディングを通じて全国から目標の120万円を超える160万5000円が集まった。久保田和子会長(66)は「皆さんの応援や協力で復活開催できた。復興は道半ばだが、祭りが、地域が元気な姿に戻る一助になれば」と思いを語った。

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