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作業療法士養成 21年度末閉校へ

学生募集、来年度停止 宇和島の「南愛媛医療アカデミー」

2019年8月10日(土)(愛媛新聞)

2020年度以降の新入生募集を停止した南愛媛医療アカデミー=9日午後、宇和島市天神町

2020年度以降の新入生募集を停止した南愛媛医療アカデミー=9日午後、宇和島市天神町

 南予唯一の作業療法士養成施設「南愛媛医療アカデミー」(宇和島市天神町)が2020年度以降の学生募集を停止したことが、9日までに分かった。在校生が卒業する21年度末をめどに閉校する見込み。

 同校は地域医療・福祉分野の担い手育成を通じ南予からの人材流出を防ぐため、市内の会社経営者らでつくる一般社団法人「うわじま愛プロジェクト」(同市)が13年4月に開校。3年制の作業療法学科(定員30人)を設け、これまでに卒業生48人を市内外の医療機関などに送り出している。

 同校によると、20年度から適用される厚生労働省の「理学療法士作業療法士養成施設指導ガイドライン」で、「学生定員1人当たり1.65平方メートル以上」とする普通教室の広さや、実習室の数などの規定を満たせない見通しが判明した。閉校した石応小学校(同市石応)の活用も検討したが、一定数の入学者確保が確約できず、設備投資の費用なども総合的に判断し募集停止を決めた。

 同校は6月21日の臨時理事会で20年度からの新入生募集停止を承認。同日から南予の全高校に出向いて事情を説明し、同28日には保護者会を開き保護者や在校生に今後の方針を伝えた。

 宇都宮弘佳理事長は「地域で学べる場所がなくなるのはマイナスだと感じている。在校生23人については卒業までしっかりサポートしていく」と述べた。

 厚労省などによると、新たなガイドラインは、高齢化による医療需要の増加などを背景とした理学療法士と作業療法士の役割の変化を踏まえ、質の高い専門士育成に向けた「理学療法士と作業療法士の学校養成施設指定規則」の改定に伴い策定された。

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