今治
防災士らが避難所開設訓練
2019年8月4日(日)(愛媛新聞)

避難所開設訓練で、段ボールの間仕切りを設置する防災士ら

避難所開設訓練で、段ボールの間仕切りを設置する防災士ら
南海トラフ巨大地震などの災害を想定した避難所開設訓練がこのほど、今治市町谷の市クリーンセンター「バリクリーン」であり、地元の防災士や市職員ら約60人が、開設の手順などを改めて学んだ。
市などが昨年に続き開いた。参加者は2018年3月に完成したセンターを回り、担当者から災害時の下水道の機能や備蓄などについて説明を受けた。屋外で仮設トイレを組み立て、大研修室では段ボールを使って間仕切りや椅子を設置するなどし、避難所開設の作業を確認した。
富田地区自治会の山本勇会長(78)は「もしものときに避難者が快適に過ごせるよう、今後も備えたい」と語った。
避難者の受け入れや炊き出しも体験した。