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完全燃焼みんなの夏2019

<新居浜南>野球教えてくれた父と対決

2019年7月25日(木)(愛媛新聞)

主将として攻守に貢献した鈴木大誓(中央)=西条ひうち球場

主将として攻守に貢献した鈴木大誓(中央)=西条ひうち球場

 新居浜南の3年鈴木大誓(17)が小学1年で野球を始めたのは、父の一宏さん(54)と見ていたテレビ越しの野球選手に憧れを抱いたからだ。2回戦の相手は父が監督を務める新居浜西。主将と指揮官という立場でチームを引っ張る親子が、甲子園を目指して相まみえた。

 野球を教えてくれたのは父だった。小学生の頃からキャッチボールやティー打撃でともに汗を流した。高校進学を控えた中学3年。当時、一宏さんは新居浜西で野球部長をしていた。「父と一緒にやりたい」という気持ちもあったが、最後は中学時代のチームメートと新居浜南で野球をする道を選んだ。

 組み合わせ抽選で、互いに一つ勝てば2回戦で戦うことが決まった。同じ市内の高校ながら公式戦では親子初対決。意識し合ってか、普段よくする野球の話がこの夏は途絶えた。

 「良い試合をしよう」と父と声を掛け合い臨んだ対戦。鈴木は三回裏に反撃の一打となる犠飛を打つなど攻守に活躍したが、2点を追う九回の打席で最後のバッターとなり、うなだれた。

 試合終了後、鈴木は涙をこらえながらも「これからは新居浜西を応援する」。一宏さんは「主将としてよく引っ張ってきた。帰ったらねぎらいたい」と息子をおもんぱかる。ひとときのライバルとなった親子は、いつもの仲の良い関係に戻る。

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