西日本豪雨1年
ご当地モクテルで南予被災地支援 松山で試飲会
2019年7月21日(日)(愛媛新聞)

西予市明浜町の「青みかんのしずく」を使ったモクテルを味わう子どもたち=20日午後、松山市姫原3丁目

西予市明浜町の「青みかんのしずく」を使ったモクテルを味わう子どもたち=20日午後、松山市姫原3丁目
西日本豪雨で大きな被害を受けた南予を特産品の消費やPRで支援しようと、西予市明浜町産のミカン酢「青みかんのしずく」を使ったノンアルコールカクテル「モクテル」の試飲会が20日、松山市姫原3丁目の問屋町バルズであった。
バルズカンパニー(同市)の協力でコカ・コーラボトラーズジャパン(東京)が開催。同社四国地区営業部の4人がコーラやジンジャーエールベースのモクテル2種類を振る舞った。「すっきりしておいしい」「飲みやすい」と来店者。
同社はご当地モクテルの開発や提案に取り組んでおり、同営業部開発マネジャーの大家淳さん(41)は「南予の商品を使ったかんきつ系のドリンク開発で支援できれば」と話した。
20日から問屋町バルズ各店舗でモクテルの販売を開始。同店内に新たにオープンした海鮮問屋「福太郎水軍」ではマグロの解体ショーと各部位のオークションもあった。落札金全額を豪雨災害の復興寄付金にする。