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22年度目標 大洲市教委が方針

肱川中 敷地かさ上げし現地で建て替え

2019年7月20日(土)(愛媛新聞)

西日本豪雨で被災した現地での建て替え方針が固まった肱川中学校の旧校舎。右奥は鹿野川ダム=19日午後、大洲市肱川町山鳥坂

西日本豪雨で被災した現地での建て替え方針が固まった肱川中学校の旧校舎。右奥は鹿野川ダム=19日午後、大洲市肱川町山鳥坂

 大洲市教育委員会は19日までに、鹿野川ダムの直下にあり、建て替え工事の設計作業中に西日本豪雨で旧校舎(同市肱川町山鳥坂)が被災した肱川中学校について、敷地を約2メートルかさ上げするなどの安全対策を行い、現地で建て替える方針を固めた。住民側の了承は得たとしており、市議会などとの協議を経て中断していた事業を8月下旬にも再開し、当初計画より2年遅れの2022年度完成を目指す。

 市は、浸水被害を受けた全10区が対象の肱川地区復興まちづくり計画案(18~23年度)に現地建て替えを盛り込んだ。市の要望を受けた国土交通省が、山鳥坂ダム建設事業の付け替え県道トンネル工事で発生する残土をかさ上げに活用する。市教委と国交省山鳥坂ダム工事事務所は「ダム操作規則の変更もあり、西日本豪雨規模の洪水では浸水被害を防げる」と説明する。

 市教委によると、旧校舎は肱川と支流・河辺川の合流点付近にある。1・5メートルかさ上げしていた本校舎は被害を免れたが、特別教室棟と体育館は1・4メートル床上浸水した。

 安全対策案では、かさ上げは現在の河川護岸から6メートル後退させた位置で実施。敷地面積6952平方メートルと現行比約20%小さくなるが、本校舎や体育館の床面積などに影響はないという。

 旧校舎はいずれも築55年以上。市教委は20年度完成を目指し、18年度から建て替え工事の設計作業に着手。被災1カ月後、事業を中断した。

 肱川中は建て替え工事に伴い、19年4月から旧正山小学校校舎(同市肱川町名荷谷)に移転している。当初は1月から移る予定だったが、豪雨災害に伴う業者不足などで校舎改修工事が遅れた。

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