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えひめ参院選2019

2新人激戦 終盤情勢

2019年7月17日(水)(愛媛新聞)

 終盤戦に突入した21日投開票の第25回参院選。愛媛選挙区(改選数1)には3人が立候補している。地域別に情勢を分析した。(敬称略)

 

【東予 政権批判票獲得に力】

 自民党新人らくさぶろうが組織票を中心に支持固めに走り、政権批判票の受け皿を目指す野党統一候補で無所属新人永江孝子と激しく争う。両陣営ともに国会議員の来援が相次ぐが、選挙ムードは低調のままで浮動票の行方を懸念する。

 らくさぶろうは衆院選愛媛3区にくら替え出馬する参院議員井原巧=四国中央市=の後継候補で、自民党本部や市町長らからの支援を受ける。四国中央市では片山さつき地方創生担当相と紙関連企業を回り、自民党の経験値を強調した。

 県内第2票田の今治市では造船企業などで支持拡大を図り、陣営内では「五分五分かわずかにリード」との見立ても。新居浜市の演説では衆院議員小泉進次郎が応援に駆けつけ、約200人に支持を訴えた。

 永江は自民の組織力に危機感を募らせ、消費増税や年金問題に触れ安倍政権を批判。母の出身地で「地元候補」と強調する新居浜市では元副総理の岡田克也(無所属)と約400人を前に「何とか1議席を」と呼び掛けた。陣営は電話や街頭で投票行動を求める。

 四国中央市や西条市でも演説を行い「痛みを伴う改革をするのが政治の責任」などと訴える。保守層の厚さを懸念し、さらなる票の掘り起こしへ陣営を引き締めている。

 政治団体・NHKから国民を守る党の新人椋本薫は目立った動きはない。

 

【中予 大票田での浸透強化】

 序盤から無所属永江孝子と自民らくさぶろうがしのぎを削っている。

 永江は、選対本部に入る野党関係者を通じて、野党幹部らが来援し、永江と合同で街頭演説を実施。「老後資金2千万円問題」に言及するなどし「安倍政治」の転換を訴え、政権批判票の集約を図る。

 松山市の周辺部で自公の追い上げを警戒しつつ、残り時間のほとんどを無党派層の多い最大票田・松山市での街宣に充て、票を掘り起こす。

 らくさぶろうは市町長や来援する閣僚・自民幹部らとアピール。9日に松山市で首相・党総裁の安倍晋三、13日に松前町で党女性局長の三原じゅん子、14日に砥部町で経済産業相の世耕弘成がマイクを握るなど浸透を強化する。

 ただ、あいさつ回りなどの活動が足りず「顔が見えない」との声も上がり、最終盤に向け組織の引き締めに力を注ぐ。

 松山市は市議会最大会派・みらい松山が自主投票とするなど、全体的に盛り上がりを欠く。両陣営とも低投票率を懸念し、電話作戦を展開するほか、街頭でも投票参加を呼び掛けている。

 NHKから国民を守る党の椋本薫は、ポスターが増えてきたが、目立った活動は見られない。

 

【南予 自公の組織力生かす】

 選挙ムードは低調。永江孝子に対し、組織力を前面に出すらくさぶろうが準備の遅れを挽回し追い上げを図る。

 永江陣営は「メディアで言われているほど勝っている実感はない」と終盤に入り再び気を引き締める。「完全無所属」を強調し「戦闘機を買うお金を使うなら被災地に」「安心できる年金制度を」と生活に根差した主張を続ける。15日に南予を一巡し大洲市民会館での個人演説会では陣営の予想を超える参加者を集めた。投票率の上昇が有利に働くとみて支援者名簿などを活用し投票を呼び掛けるが、マンパワー不足は否めない。

 らくさぶろうは公明党のサポートを受け、宇和島、愛南などを中心に支持を広げる。ただ「厳しい状況に変わりはない」とし、自民党関係者らが組織力を生かして電話や街頭で呼び掛け。八幡浜市の商店街や伊方町の集落などで行った街頭演説では、数十人を前に「現実的でない即時原発停止は受け入れがたい」と原発問題に言及する場面もあった。17日も西予、大洲、八幡浜の3市などで支持拡大を狙う。

 椋本薫は選挙ポスターが増えてきたが、目立った動きは見られない。

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