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完全燃焼みんなの夏2019

<上浮穴>全力プレー主将悔いなし

2019年7月17日(水)(愛媛新聞)

4回2死、しぶとくバントヒットでつなぐ中川孝紀=15日、今治球場

4回2死、しぶとくバントヒットでつなぐ中川孝紀=15日、今治球場

 「自分は気持ちが弱いタイプ。精いっぱいの姿勢を後輩に見せて引っ張る」。上浮穴の主将中川孝紀(18)は新チーム発足以降、こう野球と向き合ってきた。

 小学校1年で野球を始めたがキャプテンは未経験。前年に比べ、キープレーヤーがいない中、村田誠監督は「こちらの心を読んでいるかのような鋭い眼光で話を聞く。冷静に考えて伝えてくれる」と期待、昨年秋に主将に指名した。

 以来、選手の意見を積極的に求め、まとめ役に徹してきた。2年の外野手中田篤郎(16)は「言いやすく、行動もしやすい」と信頼を寄せる。

 ただ、夏が近づくにつれ、調子を上げる周囲と反対にどこか空回り。直前の練習試合では失策を重ね、見かねた村田監督は声を掛けた。「打ちたい、守りたい思いが強まったときこそ、一つ一つできることをやると確認した」と中川。気持ちの整理はできた。

 新居浜工戦。チームで守備のミスが続く中、三回の守備で遊ゴロを無難にさばいた。四回2死の攻撃では、「練習してきた」というバントヒットでしぶとくチーム初出塁を記録した。

 結果は五回コールドで敗戦。中川は「『あの場面では』と考えることはあるが、後悔はない」。涙を見せることなく、静かにグラブを置いた。

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