支援の輪を広げよう
JAえひめ南と支援団体が「みかんボランティア」募集
2019年7月6日(土)(愛媛新聞)
西日本豪雨で被災した愛媛県宇和島市の復旧に向け、支援の輪を広げようと、JAえひめ南の「みかんボランティアセンター」と支援団体がこのほど、同市恵美須町2丁目のフジ宇和島店でかんきつ園地などで作業する「みかんボランティア」の募集活動を始めた。
センターによると、市内では吉田地域を中心に、被災園地の片付けや土のう作りのニーズが残っていて「支援の手がまだまだ必要な状況」。特に園地を修復するための土のう不足が深刻な中、より多くの人に現状を周知してボランティア参加につなげようと、6月中旬から活動を始めた。
2日は、店舗入り口横にのぼりを立て、清家嗣雄センター長と三つの支援団体が買い物客らに「ご協力お願いします」などと声掛け。興味を示した人には住所や氏名を記入してもらうなどした。
清家センター長は「地元の宇和島からも一人でも多くボランティアに加わっていただきたい」と呼びかけた。
みかんボランティアに関する問い合わせは同センター=電話0895(52)2939。