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ボランティア団体が協力

松山市中央図書館が「デブ猫ちゃん」点訳版

2019年7月4日(木)(愛媛新聞)

松山市立中央図書館が制作した「かなしきデブ猫ちゃん」の点訳版=2日午後、松山市湊町7丁目

松山市立中央図書館が制作した「かなしきデブ猫ちゃん」の点訳版=2日午後、松山市湊町7丁目

 松山市湊町7丁目の市中央図書館が2日、愛媛新聞で連載し3月に出版された絵本「かなしきデブ猫ちゃん」(文・早見和真、絵・かのうかりん)の点訳版を制作し貸し出しを始めた。「デブ猫ちゃんのお話を視覚障害のある方にも読書で楽しんでもらいたい」と呼び掛けている。

 同館は1988年から「障がい者図書コーナー」を設けるなど、視覚障害者に向けたサービスを実施。愛媛ゆかりの作品や話題の書籍から選び、毎年約40点の点字図書を作っている。

 今回は「愛媛の全ての人たちが知る物語に」という作家2人の思いにも賛同し、4月に市内のボランティア団体「めばえ」に点訳を依頼した。メンバーが2カ月弱をかけて訳し、同館が完成データを点字印刷して6月に所蔵登録した。

 完成した点訳版は通常版より少しボリュームのある全106ページ。絵本は実物に点字テープを貼り付けるケースが多いが、文量の多い本作は小説などと同じように別とじに。一方で、通常版と合わせて貸し出し、視覚障害者とその家族らが一緒に作品に触れられるようにした。

 点訳データは視覚障害者情報総合ネットワーク「サピエ」にもアップロードしており、全国約1万6000人の会員が自由に活用することができるという。

 点訳を担当しためばえの山田早苗副会長は「文章だけでも愛媛の魅力が伝わる作品。想像を膨らませながら読み進めてもらえたらうれしい」と語った。

 点字図書の利用は、障害者手帳を持った同館の利用登録者が対象。電話かメールで申し込めば、自宅まで郵送してもらえる。問い合わせは中央図書館事務所=電話089(943)8008。

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