松山市島しょ部で初
中島にヘリポート整備 消防救急体制強化
2019年7月2日(火)(愛媛新聞)

松山市の島しょ部、中島に整備されたヘリポート=1日午後、松山市吉木

松山市の島しょ部、中島に整備されたヘリポート=1日午後、松山市吉木
高齢化が進む愛媛県の松山市島しょ部の救急体制の充実を図ろうと市は1日、中島地区でヘリポート2カ所の運用を始めた。離着陸時に消防団員が散水する必要がなくなり、時間の短縮などが期待できるとしている。
市消防局によると、島の西側にある旧天谷小学校(吉木)と南側の旧中島南小(宮野)の各グラウンド各400平方メートルを舗装。2019年度当初予算に800万円を計上し、4月下旬に着工していた。市内島しょ部での整備は初めて。
市消防局によると、県消防防災ヘリと県ドクターヘリの中島本島への19年の運用実績は4件(6月30日時点)。