四国中央
燧灘の上質いりこ 出荷開始
2019年6月21日(金)(愛媛新聞)

いりこの出荷作業が行われている加工場

いりこの出荷作業が行われている加工場
いりこの生産が盛んな四国中央市で、今シーズンの出荷が始まり、市内各地の加工場が活気づいている。
同市は原料のカタクチイワシの好漁場がある燧灘東部に面しており、県内有数の水揚げ量を誇る。今年は12日に漁が解禁され、8月いっぱいまで続く見込み。
武村水産(同市三島中央1丁目)では、桟橋につけた運搬船からポンプで吸い上げた10センチ前後の大羽(成魚)を、シャワーでうろこをのけながら、せいろの上に並べ、3分間ほどゆでた後、約20時間乾燥させる。
20日は乾燥したいりこをスタッフ十数人が手分けして箱詰め作業をしていた。